あらすじ
通説を打破!
たった二代で滅びた栄華と衰退の真相
農民から大出世を遂げた天下人として知られる豊臣秀吉。
しかし、彼とその一族の実像は、驚くほど謎に満ちている。
本書は、貧しい百姓出身説の真偽、人たらし神話が生まれた本当の理由、右腕として活躍した秀長の裏の顔、ねねと淀殿の不仲説、秀次事件に隠された真実など、豊臣家にまつわる定説を、最新研究をもとに徹底検証。
さらには、朝鮮出兵の誤算、大坂の陣の舞台裏などの歴史的事件の真相にも迫る。
豊臣家の知られざる姿を暴きつつ、「なぜ天下を極めた一族が、たった二代で滅んだのか?」という問いに答える1冊。
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Posted by ブクログ
本当に我々の秀吉像は通説に引っ張られまくっているなあ~
という感想。
最近の研究の動向の概説からそのギャップを埋めてくれる内容で
個人的には”第三章 豊臣秀吉の妻子”が興味深く
ねねと淀殿は不仲などでは無く、近年の研究では
両者が豊臣家の存続を共通の目標として協力関係を築いていたことが指摘されている。等々秀吉ファンにとっても僅かでも救われるw内容。
Posted by ブクログ
歴史の専門家が資料に基づき描いた豊臣一族像と自分も含めた大衆のイメージが大きく異なっていたことがわかった。一般的なイメージが秀吉没後200年後に書かれた「絵本太閤記」に基づくもので、例えば、信長の草履を懐で温めて歓心を買ったエピソードは史実上は全く裏付けのないものだった。
著者自身は中世が専門であるため、この時代専門家からの引用が主なので、淡泊な印象を受けるが、なかなか興味深かった。
Posted by ブクログ
豊臣家に関する現段階での歴史的通説。
秀吉の出自、中国大返し、秀次事件など。
秀吉神話を否定し、天下人となってから作られた伝説と断ずるものが多い。決して天下取りの野望を持ち続けたわけではなく、織田家の跡取りをめぐる争いの中から頭角を表したこと、和睦を優先し敵対勢力を味方に引き込む成長戦略を取り続けたことから、朝鮮出兵は必然だったことなど、説得力がある。
大河ドラマ「豊臣兄弟」に合わせた出版であろうが良い機会なので読んで見ました。
Posted by ブクログ
歴史を考察するとき、結果を知っているという視点を忘れてはいけないと思った。その時、その瞬間の決断の連続が魅力的な歴史を紡いでいるんだなぁと思いました。
Posted by ブクログ
RehacQで著者がお話ししているのを聞いて、購読。
高橋さんが聞き上手なんだな、と思いました。
文字で読むと、面白みはそんなに感じられませんでした。
吉川英治さんの太閤記とか、読物としての面白さがあるので読みやすく、面白かった記憶があります。
真偽はおいておく、物語の強さですね。
記憶があります、もなにも、今から4,50年前(小学生の頃)の話ですけど。