【感想・ネタバレ】「歴史」の意外な結末 事件・人物の隠された「その後」のレビュー

あらすじ

教科書などで読んで誰でも知っている歴史的事件の数々。だが、知られているのは、事件のあらましや、それに関わった人物の断片的な経歴にすぎないことが多い。 例えば、エレキテルなどで有名な平賀源内が、殺人を犯して獄死していることをご存じだろうか。清少納言や小野小町が、不遇な晩年を送ったことはあまり知られていない。 本書は、歴史上の有名な事件や人物の「その後」を辿り、意外な展開、意外な人生のドラマを紹介。また、一般に知られている話が事実とは違うものや、真偽のほどはわからないが興味深い異説も多数収録した。「坂本龍馬亡きあとの海援隊」「生類憐みの令廃止後のお犬様」などの意外な事実から、「明智光秀は生き延びて家康の参謀天海和尚になっていた」「ジャンヌ・ダルクは復活して二児の母になっていた」などの信じがたい説まで、日本史・世界史の教科書では教えない話が満載。歴史通を自称する人も思わずうなる一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

キリストは青森県の戸来(ヘライ)にきて死んだという信じがたい話から、良寛和尚が晩年に燃えるような恋をしたという意外な話まで載っていて、面白く読める歴史書。

学校の先生が授業中に本書の内容をチラッと教えてくれると、生徒の歴史についての興味が増すかもしれません。

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2011年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

誰もが知ってる歴史上の人物のその後を集めた本。
コンセプトが気に入って思わず購入。

例えば、
・源氏に滅ぼされたはずの平家一門に生き残りがいた?
・生類憐みの令廃止後のお犬様
・『枕草子』の清少納言 晩年は庵で「わび住まい」
・家康の人質になった秀吉の母のその後
・あのアインシュタインも晩年はボケてた?
などなど。

立派に歴史に名を刻んでいるけれど、
実際は、悲しい寂しい死を迎えたパターン、
人々に崇められすぎて、他の地で生きたらしいという噂のパターン、
などなど、
読んでいるうちに、同じような展開の話がありすぎて正直飽きたり。。

とは言え、歴史上の人物を、点数のためだけに暗記をしていた私にとって、
その後どうなったんだろう?という視点で物事を掘り下げていく視点は
歴史に限らず大切。

100ほどのエピソードがあるから、次から次へと内容が流れてしまったけど、
きっとこの本の狙いのとおり、
次は、どれかの生い立ちから晩年までを読んでみたいと思った。

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2012年01月04日

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