あらすじ
「自分は話し下手だから」「あがり性だから恥ずかしい」と思い込んで、人前で話す機会を避けてしまっているのはもったいない! 正しい知識と、ちょっとしたコツを身につけるだけで、誰でもしっかりと話ができるようになります。
あなた自身を殻の中に閉じ込めている思い込みを取り除いて、どんな場面でもしっかりと話し、あなたがあなたらしく輝く「いいスピーチ」をするために何が必要か、「話し方」の第一人者である著者がすべて教えます。
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Posted by ブクログ
人事異動の際の宴会などでの挨拶で,及第点以上の挨拶ができるようになりたいと思って購入。参考になる面もあった。社会人経験もそれなりに積んできたし,人前で話す機会も多かったので,人前で話す際に上がるということはないが,挨拶やスピーチの定石,セオリーのようなものを言語化し,整理しておきたいという気持ちがあった。この本を読んで,多少なりとも参考になったのは以下のような部分
○ どのような会合に参加する場合であっても,「もし自分がスピーチを指名されたらどのような話をしようか」ということを目的に合わせ考えておく。
→結局のところ,準備が大切。準備がしっかりできていれば,話をしたいという気持ちになり,結果的にあがりにくくなる。
○ 話は主題と話題で組み立てる。
自分の言いたいことをまとめ,「主題」を意識する。スピーチでも,挨拶でも,準備としてしっかりとした「主題」を用意しておく。その上で,「主題」を裏付ける「話題」,すなわちネタを十分に用意しておく。しっかりとした「主題」が存在しないと,とりとめがない話になり,結局,何がいいたかったのかが分からない挨拶になってしまう。
○ 挨拶,スピーチのカタチ
起承転結,序論→本論→結論などのカタチがある。これらのカタチを使って,「主題」を伝えるための話題をちりばめる。
あとは,あまり役に立たなかった。「主題を意識する」という点は,言語化して意識していなかったので,これを意識することができただけでも読んだ価値はあったかな。
★3で。