あらすじ
「子供部屋おじさん」が、あなたの復讐、請け負います。
芥川賞作家が挑む、痛快・世直しエンタメ!
「こいつらを成敗できるのかと思うと、
わたくしも俄然、興奮してきました」
パワハラ、詐欺、痴漢えん罪、書店万引き――。
裁かれぬ現代社会の悪を、人知れず断罪する者たちがいた。
ダークウェブに潜む謎の復讐代行組織「子供部屋同盟」。
社会から疎外された「子供部屋おじさん」たちが、
その特異なスキルを武器に、歪んだ正義を執行する。
芥川賞作家・高橋弘希が放つ、痛快無比の世直しエンタメ!
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Posted by ブクログ
様々な悪に対する復讐代行。
ダークウェブに集いしルサンチマンを抱えたこどおじたちが様々な手段で悪を成敗していく。
テーマが面白いしスラスラと読めた。
いじめのシーンはキツかったけど。
あまり読んだことのないタイプのブラックエンタメ小説でした。
Posted by ブクログ
高橋弘希さんは芥川賞候補作の『指の骨』に続いて2作目(後に『送り火』でで芥川賞受賞)
本の紹介にはでかでかと「芥川賞作家が挑む、痛快・世直しエンタメ!」とあります。
ダークウェブ上で被害者の相談を受けた、いわゆる「こどおじ」(大人になっても実家の子ども部屋に住み続けている未婚の中年男性)集団が行う復讐代行を描いた短編集。パワハラ上司、祖母の貯金を巻き上げたオレオレ詐欺、痴漢冤罪。。。。確かに紹介通りの復讐代行。でも、そこは『指の骨』の高橋弘希、何かどんでん返しの様なモノがあるだろうと期待していたのですが。。。最後の最後に小さな反転がある位で、肩透かし。
まあ、エンタメに徹したと言えばそれまでですが。。。
Posted by ブクログ
はじめて読んだ作家さん。
パワハラや特殊詐欺、痴漢冤罪などで酷い目にあった人がダークウェブの復讐サイトで復讐を依頼する。
読み終わったあとスカッとする世直し小説。
私が復讐を考えるなら…と思わず考えてしまった笑
Posted by ブクログ
高橋弘希さん、「送り火」とか「指の骨」のように読んでいていて気持ちが暗くなっていく本が多いから、世直し系というか成敗系の話書くんだ〜と思っていたら、やっぱりほんのり薄暗い…でも痛快。
酷い目に遭った人たちより子供部屋おじさん(おばさん)たちがどうして今こうしているのかを知りたくなった。でも語られないからこそ謎めいていていいな。
バイトテロされて訴えないとかいじめ加害者を直接的に成敗しないとか、ちょっとしたもやもやはあるけど現実ってこういう感じかもな。やたらリアルなのは最初の被害者が加害者の片鱗を見せて終わるところ。子供部屋同盟が解散しても、きっといずれ復活して彼は社会的に死ぬんだろうな。
色んなキャラが元ネタになっていたけど、不二家ちゃんが一番気になる…うっとりするような声を聞いてみたい…