【感想・ネタバレ】ネクスト・ソサエティのレビュー

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Posted by ブクログ 2014年04月03日

(人の変化に気をつけること?)……アメリカ:1920年代、少子化(出生率2.2)1940年代~出生率1.8→3.6へ。1961ー1975(出生率3.7→1.8)、1980年代後半~1990年代前半ベビーブーム。人口構造の変化をネクストソサエティにおいてもっとも重要な要因であるだけでなくもっとも予測し...続きを読むがたく管理しやすい要因である。
(雇用の変貌、女性の活躍?)……もともと人類の歴史において、女性の役割と男性の役割は同等だった。教職が男女双方の仕事になったのは1850年前後のことであり、アメリカで看護学校の学生の4割が男となったのは、ようやく2000年のことである。
(トップマネジメントはどんな風に変わる?)……組織としての個の確立。価値、使命、ビジョンの確立。トップマネジメントが組織そのものである、他のものは、すべてアウトソーシングの対象となりうる。
(社会の一体性を回復するには?)……われわれはいまのところ願うことしかできない。われわれは、いかにそれをなすべきかを知らない。あらゆる組織が、それぞれの機能への絞り込みを厳しく保ちつつも、社会全体のために協同し、各々の政治機関と協力する意思と能力を新たにしていくことである。

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Posted by ブクログ 2023年08月25日

一部部分は古いのでそこのところ注意。
すでに新聞等は電子化がなされているので…!!

だけれどもよく読むとすでに実現化されているものも
あるのよね。

あとある形態がなぜ衰退したのかも
しっかりと解説がされていました。
確かに時代が変わればニーズも変わる。
若い人たちはそこ行かないんだって…
いくら...続きを読む金があってもさ…

あとは日本のやったことに関して。
これ今もやってるよ。
先延ばし、な?

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Posted by ブクログ 2018年01月15日

このドラッカーの著作は2002年に書かれているが全く古くない。
ドラッカーは急激な変化では大きな流れを知りそれを機会としなければならないとしている
①少子高齢化(最も重要な要因)
→アメリカは移民を受け入れている文化があり有利
ヨーロッパでは成功してない
→就業年齢数...続きを読むの拡大により文化と市場が多様化する
②知識社会へ
→知識はより公共のものとなりアクセス可能となる
継続学習が求められより競争社会となる
非競争社会のコミュニティがセーフティネットとなる
テクノロジストの出現(知識は陳腐化するが技能は劣
化しない)
③製造業の転身
→農業保護化の道も工業も辿る事となる可能性がある
→製造業を主体とする企業は流通企業へと転身しなけれ
ばならない
④IT革命後の世界
→eコマースが従来の企業を駆逐しつつある
→これからはITリテラシーより情報リテラシーが求めら
れる
⑤新たな社会コミュニティの創出
→田舎にはコミュニティはあるが強制と束縛があり、都
市は匿名の社会しかない。資本主義社会は経済以外の
事はほったらかしにして来た。企業や政府はコミュニ
ティを作り出す事は出来ない。NPOだけがそれを可能
にするだろう。

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Posted by ブクログ 2021年03月21日

13年前に発売された、これからの未来予測が書かれた本。当時の自分が読んでいたとしてら「そんなのアメリカでの話でしょ」と思ってしまった気がしますが、ホント、ドラッカーさんはすごいです^^;。

基本的に何か答えが書いてある本では無いですし、今は既にもうそうなってきている点も多々ありますが、これまでに無...続きを読むかった視点にさせてくれるとても素晴らしい本だと思います☆発売当時に読んでいたら星4つでしたが、やはりもう古い本ですし今回は星3つ。

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Posted by ブクログ 2013年06月16日

最後の方の印象があまり良くなかったので、ドラッカーなのにあれ〜と思った。
がしかし、あらためて引用箇所を見直してみたら、結構良い事ばかり書かれている。良い本ってことかなぁ。

-引用-
知識は専門化して、初めて有効となる。ということは、知識労働者は組織と関わりを持たざるを得ないことを意味する。組織と...続きを読むは、多分野の知識労働者を糾合し、彼らの専門知識を共通の目標に向けて動員するための人の集合体である。

組織に必要とされるものは、真摯に仕事をする有能なトップマネジメントであって、超人ではない。今日何人かのスーパーマン的なトップがいるということ自体が、トップマネジメントの危機を表している。

沈没の危機にあっては、会議ではなく命令が必要である。理由は簡単である。「もたもたするな。こうしろ」と誰かが言わなければならない。意思決定を行うべき者がいなければ、意思決定は行われない。

チェンジエージェント
組織が生き残りをかつ成功するためには、自らがチェンジ・エージェント、すなわち変革機関とならなければならない。変化をマネジメントする最善の方法は、自ら変化をつくりだすことである。

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Posted by ブクログ 2013年01月06日

イノベーションと企業家精神に続き、ドラッカー第2弾。
前作に続いて、「ドラッカーは、合わない」と実感したので、もう読むことはない。面白かったが、2002年の本である上に、対談や、雑誌への投稿など、
全体としてのまとまりに欠けて、この本を通じて伝えたいメッセージがわかりにくかった。

以下、メモ。

...続きを読む製造業は、農業と同様にs、GNP、雇用に対する割合を下げる。
補助金などで国に保護されることになるか。
雇用が急激に失われれば、社会構造が支えられないため
国の保護は避けられない。しかし、それは、機能しないことは歴然。
会社をつぶして、新しい産業への補助を行うべき。

・製造業者から、知識労働者が増えていく。知識自体が資本となる。
知識労働者は、報酬だけではひきつけられない。
モチベーション3.0(自律、Mastery,PurPose)である。

製造業から、知識を基盤とする流通業へ。

ノンカスタマーの情報を知るべし。

成功の拒否  →  成功を客観視 
利益思考   → キャッシュフローが第一
マネジメントチームの欠如 → 専属チーム
役割の喪失(自分の役割は何か?)-事業に必要なことは何か?

19世紀型国家:日本
・基本的には、ヨーロッパ国家 官僚主導
国際競争にさらされている部分は、自動車と電子機器の2つ
全体の8% ほとんどが保護された状態である。

・官僚の優位性は日本独自ではない。他の先進国に比べて劣っている。
・官僚は耐久性があり、すぐに取って代われるものではない。
・社会の維持にはエリートの指導力が必要されているため、後を告ぐものが出てこないので、既存の指導者に頼らざるを得ない
・日本では、先送り戦略が友好
・大事なのは、経済よりも社会である。

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