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Posted by ブクログ 2013年06月01日
著者お得意の小説仕立て。
内容的には管理会計(+ドラッカー&バランススコアカード)と言った感じ。
BSCに付いては概略だけですが。
管理会計のイメージを掴むには良い本です。
Posted by ブクログ 2013年01月07日
飲食業経営者・勤務者はもちろんのこと、全てのビジネスマンにヒントやきっかけを与える一冊です。
まずこの本の良い点は、管理会計に集中した話ではなく、ドラッガーの要素を混ぜ、マーケティング的視点も織り交ぜながら話が進む所ではないでしょうか。
どうしても管理会計中心になると、抵抗が出てくる方も多いでしょ...続きを読むうが、マーケティング的視点を加えることによって、どんな人にでも理解しやすくなっています。
管理会計の本ではあまり語られない「なんとしてでも売上を上げる!集客数を増やす!」というシチュエーションが、普段会計に携わっていないビジネスマンにも臨場感・親近感を与えています。
非常に面白く、一瞬で読んでしまえますのでお勧めです。
Posted by ブクログ 2012年12月05日
会計の意味について、会社経営について改めて考えさせられる本。自分の仕事でも、顧客の視点、業務プロセスの視点、学習と成長の視点、財務の視点について考えてみようと思いました。
Posted by ブクログ 2012年11月28日
「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか? 」の新シリーズです。今回から管理会計を学ぶ女子大生が主人公になり、舞台はファミレスになっています。
本作品は、マーケティングと管理会計の融合についてのあり方を示していると感じました。読みやすい物語式ですが、勉強になりました。
Posted by ブクログ 2018年10月28日
2015年36冊目
タイトルと著者名から会計を物語を通じて、解説してくれる本かと思うと、そうではない。
本書では、赤字続きのレストランをBSC(バランスドスコアカード)の手法を使い、立て直す物語
自分の仕事でもそうだが、ともすれば売上拡大を目指そうとすると売り手側の視点で考えてしまう。本書ではB...続きを読むSCを活用しお客様の視点業務プロセスの視点でどうビジネスを変えていくかということを教えてくれる。
自分の仕事でもBSCは使っているが、なるほどこういう風に使うのかと改めて気づかされた。
また、最後にも書かれているが、本書の根底はドラッカー理論の顧客創造でもある。
たいへんわかりやすいストーリーで実際にはこんなに上手くはいかないだろうが、色んな気づきを得られた一冊であった。
章ごとの途中にある、レシピの紹介も参考になる。
Posted by ブクログ 2018年10月28日
安曇ゼミに所属する菅平ヒカリは、ゼミのクラークシップで、ファミレスのロミーズで働き、
生きた会計を学ぶように言われる。
乗り気のないヒカリだが、働きはじめ、お店が火の車だということをしり、
安曇先生にレクチャーを受けながら、店舗の改革に乗り出す。
生きた会計に視点を当て、図や例をあげ説明してい...続きを読むるため、非常にわかりやすい1冊。
ロミーズの行方は、ヒカリの成長は・・
バランススコアカードの4つの視点
?財務の視点(決算書)
?業務プロセスの視点(イノベーション)
?顧客の視点(マーケティング)
?学習と成長の視点(人材教育)
Posted by ブクログ 2015年10月05日
確かに読みやすくてよくわかる。ただ本の中でも書かれているように実際の事業をするのと紙の上での知識は同じではないと思う。
まあ、それを加味しても小気味よい経営本は読んでいて楽しい。
Posted by ブクログ 2014年09月11日
前著よりも読みやすかった。
ファミレスを舞台にしたストーリーが、限界利益 人時売上 利益ポテンシャル 他 会計の視点をザックリと掴み易くしている。
参考文献になっているドラッガーの著書にも興味が湧いた。
Posted by ブクログ 2013年07月07日
流行の会計解説本(?)。すごく内容は薄いけど物語形式になっていて、分かりやすい!
この本は会計の解説をメインに置いているわけではなく、会計の数値データだけみていては、逆に業績を悪化させてしまうことがあるよということを訴えかけている。
あるあるな駄目なアクションプラン。
結局はお客さんが何を望んでいる...続きを読むかを知り、自分の強みは何か、顧客の求める物をおろそかにせず生産性をあげるようなイノベーションを。
あれ、どこか聞いたことある話だなと思ったら、あとがきにこの本の根底にある考え方はドラッカー理論と書かれていた。。。
Posted by ブクログ 2013年05月06日
安直に「こうすればいい」というよりも、視点を変える、真逆の事を考えていくうちにかえってそれが最善の方法だったりする。
こっちがいい、と決め付けるよりもこういう方法もあるという考え方を磨くための本だなと思う。
Posted by ブクログ 2013年03月01日
単なる会計の解説ではなく、マネジメントも含めた実践的な内容。
小説風になっていて、とても読みやすく、一気に読んでしまった。
自分のようにどっぷり浸からないで大雑把に把握したい人には有効だと思う。
Posted by ブクログ 2012年12月17日
筆者は、さまざまなユニークなタイトルの本を書いており、それぞれわかりやすく会計のことが記載されている。
この本は、”もしドラ”のような感じの本。読みやすい。
Posted by ブクログ 2012年12月02日
『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』の続編です。
続編と書きましたが、『美容院と1,000円カットでは』『コハダは大トロより』の2冊があるので、シリーズとしては4作目になるようです(間の2冊は読んでいないので安曇先生が出てくるかは不明)。
管理会計とバランススコアカード(BSC)...続きを読むとドラッカー理論は、経営に役立つのかという話がつぶれかけのファミレスに行った女子大生ヒカリの活躍を通して伝えられています。
「あら冷蔵庫を開けたらフォアグラが……」といったように、若干、ご都合主義的なところもあるけど全体を通しては面白いです。
Posted by ブクログ 2017年10月04日
2年連続赤字レストランを改善する話。
標題の結論としては、50円のコスト削減の方が限界利益率が上がる。
限界利益とは会社が生み出した付加価値そのもの。それを高いものを売れば儲かる。
人件費削減だけではCVP分析の固定費を下げて利益が出やすくなる。
ただそれは会計上だけのことで実態の営業は厳しくなり...続きを読む、売上高そのものが下がる危険性がある。
コスト削減ばかりに主眼が行き、サービスが悪くなると変動費が減るがそれもまた売上高が結果的に下がる危険性を伴う。
アンケートボックスで顧客の声を聞き改善していた。
改善策としては、変動費のムダを削減する(材料のロスを減らす)
ムダな在庫を保有しすぎないようにする(在庫を早く資金に変えて回転させる)
赤字覚悟でも客寄せメニューを導入する(本では昔に仕入れた高級食材が賞味期限切れになりそうなため打ち出したお得メニューがあるという特別な状況であった。
期限切れになりそうなら、限界利益率は低くとも広告宣伝のために出してしまったほうがいいということ)
Posted by ブクログ 2013年10月15日
小説仕立ての管理会計の指南書。貸借対照表や損益計算書を読むだけでなく、そこから何を読み取り、さらにどう経営改善につなげていくか。門外漢のわたしでも理解はできる。ただ作中のセリフの通り、その価値を完全には理解できなかった。会社の会計を手にすることができ、さらに経営に携わっている立場にいる人が読むべき本...続きを読む。
Posted by ブクログ 2013年08月31日
経営、管理のビジネス書初心者入門編という感じでとても分かりやすかった。
特に、寿司屋のアンコウとフォアグラのどちらが儲かるかというのを例に出した比較は大変面白く、利益ポテンシャル(PP)の重要性も理解できた。
結局本紙のタイトルの答えははっきりとは出されていない。
限界利益で考えるのか、限界利益率...続きを読むで考えるのかで、変わってくる。
在庫回転率を目指すには個数を売らなくてはならない。
そんな単純なことを、数字を分かりやすく使って説明してくれた。
シンプルな式を用いて、自分の会社の全体像を計る方法を教養。
これに当てはめると自分の会社は完全に、限界利益率を上げるのに必死で、回転率を無視しているように思う。
回転率をひもといて、シンプルにしていかなくては未来はない。
とにかく、利益ポテンシャルを計算して、それを集中的に売ること。
これが一番の利益。