あらすじ
楽しさとファッション性で多くの消費者に人気のFrancfranc。創業は20年前で、いまでは全国に150店舗を構える上場企業で、著者の高島氏が社長を務める。流行に左右される業界で20年も親しまれてきた秘訣は、よく遊ぶこと。著者自ら、仕事は快楽であり、私が一番遊んでいると豪語する。
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Posted by ブクログ
初めて好きなひとのが、やってきた。
「本のチカラをなめんなよ/HS(株)斉藤センム主催」の4冊目。
「人生はずっとONだ」と言い張る、
francfrancなどを展開する「(株)バルス」の社長さんの
ワーキングエッセイ。
何かのテレビ番組で特集されていて、
ボスにしたいタイプの方だなと思った記憶があっての、
センムセレクト。
好きだと思って読むから、
何を読んでも、腑に落ちるわけで。
おまけに、読み進めて行ったら、
藤井フミヤさんのお写真が登場したので、
購入決定。
余談だが、
先だって、某カフェオーナー2人と食事に出かけた際、
「今ってONの状態か」という話題になった。
わたしはほっといたら、ずっとONの人間なので
極力OFFを作るようにしている。
その目安は「メイクの有無」。
メイクをすることのロスタイム、時間の使い方がヘタなわたしにとっては痛いんだよなと思いつつ、
ON・OFFの切り替えはそこで成されているので、メイクを落として、化粧水をつける瞬間が1日でもっともホッとするときである。
ちなみに
Sさん「ずっとON。OFFになったら寝ちゃう。」
Rさん「今日は、OFFです。」
と3者3様であったことが、笑えた。
以下、抜粋。
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・焦ってはいけない。
どこかの支障は必ず全体の足を引っ張ることになる。P24
・必ず報われるまでやり続ける。P29
・耐えろ、耐えろ、耐えろ、苦しさを楽しめ。
成長が止まるときも、鈍るときもある。
でも長い目で見ると、必ず右肩上がりだ。P37
・実は遊んでもらってる人たちの中に、突出した人がいる。まだ矍鑠(かくしゃく)としている人たちである。P49
・誰でもそうであろうが、本当に憎くて叱る人はあまりいない。仕事の失態を注意するわけであるが、本音は「早く仕事の質を上げろよ」と言っているのである。P149
Posted by ブクログ
仕事と遊びを分けない。人生はずっとONだ!の言葉に手にした本。
Francfrancを展開するバルスを上場企業に育てた社長が語る仕事論。
小売だから関係ないということはない。経営者として、働き方を学ぼうと思えば得るものはたくさんある。
クリエイティブなことを考えるのは会社以外。会社の中では作業。
考え事をするのは移動中や一人になって考える瞬間。それを形にするのが作業の一つ。論文作成とかにも参考になる。
仕事は8割で良いという考え方。
アイディア出しでぎりぎりまで考える。ぎりぎりまでやるからよいというわけではない。期限を決めて8割に達すればよいという考えで物事を進める。そうすることで他のタスクに移ることができる。総じて効率が上がる。
完璧なものを!と考えるから自分の首を絞め苦しいことに。余裕がないといいアイディアは出ない。
この方のような厚みのある人生を過ごしていないので、これから一生懸命仕事しながら遊びます。
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商売の基本は気づき。気付くことでニーズを拾う。
何か挑戦して失敗する。努力をすればよい。必ず「これだ」というタイミングが来る。ただ日々トレーニングをすればいいだけ。次の開花が訪れるまで。
歴史は夜作られる
仕事のキャリアアップには遊びというエッセンスが不可欠。人生の厚み。
コンセプトはふわっとしたものではない。いつ。だれが、だれに、何を、いくらで、どうやて作るか、を決めること
いくつになっても人間は外見を磨け。その心がけによって、内面が磨かれる
人に好かれることがマネジメントの最も重要なこと。
部下が自慢したくなる上司になってみろ
頑固者はスタートしない。自分の好みの方向に持っていこうとする
何のために働くのかは考えなくていい。必死に働くことで見えてくる。そして仕事が楽しくなってくる。
Posted by ブクログ
「いくつになっても人間は外見を磨け。
その心がけによって、内面が磨かれる。」
元々Francfrancは好きだったが、社長である著者のポリシーをこの本で知り、益々共感!今年に入り1番の感動した本。
12/02/11-17
Posted by ブクログ
タイトルとは異なり、高島郁夫さんの生真面目さと几帳面さが伝わってくる内容でした。「人々が喜ぶからビジネスが存在する」がすべての根底にあることを理解できた。
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Francfrancなどを展開する(株)バルス社長のビジネス&生き様論。
トライアスロンとサーフィンが趣味、ポルシェにも乗るし、VESPAが欲しい。夜は気のおけない友人との会食、締めはお茶漬け。挨拶は元気よく、ゴミはきちんと拾い、遅刻しない。不潔は論外、ファッションはちょいワルおやじキメる。ビジネスは生活者たる自分目線で顧客が喜び、楽しいと感じるもの。そのイメージを社員で共有する。
バブルでも元気でイキイキとしたやんちゃなビジネスマンたるためには、よく遊ぶことが必須。それは分かるけれど、著者流のハデさばかりでもでなく、さらにハジけても、思索的に遊んでも、一流に走っても、さまざま個性もあっていいかなと感じた。とはいえ、著者はそれらも否定していなさそうで好感をもった。
16-121
Posted by ブクログ
雑貨屋「フランフラン」を主として展開するバルスの代表取締役の著書でこの本もずっと気になっていて読みました。
一度店舗に足を入れた瞬間に楽しいワクワク感を感じたのですが、著者が考えている事を知って納得できました。
やはり自社ブランドであれだけの製品を展開している根底にあるのは顧客を楽しませることが原点にあることと著者自身もトライアスロンやサーフィンなどの趣味や仕事において人生や生活を心から楽しもうと思う気持ちが強く伝わりました。
この本の中で一番心に残っているのが、商品に対する付加価値の話はなるほどなと思いました。確かに店舗に行くと値段は結構いい値段がするのですが、これほどの想いで妥協せずに作った商品だということを知れば納得できました。
上場企業の経営者なのでやはり考えはストイックな部分はありますが、軸となる部分「顧客を楽しませる」という部分はぶれていないと感じました。
ただ、展開が飛ぶことがあるのでその部分だけ残念にも感じましたが、デザインに対する熱い思いやおもしろい表現もあったので総合して読んでよかったです。
Posted by ブクログ
遊ぶというと、ふらふらとなにもしない人というイメージがあるかもしれないが、ここでは目的をもって遊ぶ=それが仕事になるということを主眼に語られている。例えば、お客様のために最高の製品を作り出すには何をしないといけないのか、新しいサービスを提供するためには何を産み出さないといけないのか、とことん研究することがエキサイティングであり、ここに遊ぶという要素があると著者は語っている。
この本はビジネススキル本でありながら、全然着飾っていないことに好感が持てる。人だから怠けることもある、人だから好き嫌いもある、、そんな人間らしさはわかった上で、本当に価値あるものを世の中に提供するには、会社あという組織でまとまるためには
Posted by ブクログ
仕事日も休みの日も、常にONの感覚を持つこと。
真面目に遊ぶこと。
仕事に対するスタンスを磨くことが出来ました。
お洒落なアイテムを提供してくれる
Francfranc、その社長は遊びが大好き。
悪い意味ではなく、仕事の中で遊ぶこと
がとても大切だと感じました。
「トヨタの役員がトヨタ車以外に
ポルシェにも乗っているほうが信頼出来る」
という一説が深く心に残っています。
Posted by ブクログ
高島社長の経営哲学を深く感じれる。
ゲーテに連載しているコラムに近い論調でライフスタイル、ファッション観について語っており、非常に共感できる。
Posted by ブクログ
理屈抜きでやること 挨拶、遅刻しない、ゴミを拾う。
かっこよさ、外見へのこだわり、鎧を脱ぐ、判断力を高めるため、感度を高める。消費者の目線、経営者の目線の違い
本気で遊ぶ
Posted by ブクログ
仕事ができる人ほどキャリアっぽくない。
相手に隙を見せない人ほど、デキる人を装っている。自分が一番下だ、と思えるか。
痛みや苦しみの谷があるから成長の山がある。
突き詰めていくと仕事は好きになる。
「franc franc」のことは誰にも負けない。なぜなら、我々が「francfranc」のことを最も愛し、大好きだから。
⇨仕事へ大義を見いだし、楽しい、と思うことは強さだし誇りだ。自分が楽しいと思っていることやは相手に伝わる。
⇨本当に相手のことを考えて考えての行動は相手に伝わる。
遊びを知らないと見えてこないものがある。
何をするにも健康第一。
⇨ライフサイクル考えねばなぁ。
常にそのときそのときのシーンに応じた最高のセンスの良さが大切。センスの良さは世の中に敏感ということであり、見られ方を意識していることである。センスの良さは信頼につながる。
外見へこだわり、外見を磨け。その心がけが内面をも磨く。
苦労やプロセスを語ってはいけない。
それは非常にかっこ悪い。全ては見た人がどう思うかであり、それは自分から伝えるものではない。
みんなに好かれなきゃ何も始まらない。始められない。求心力が大切。
邪神を持たず、純粋な想いを描き続ける。
言い訳や他責はものすごく離心を生む。
頑固にならず、いかに素直であるか。相手から気にかけてもらえる人はそういう人。
誰の前でもわからないことをわからないと言える人が一番強い。
コツをつかむコツ=固定概念を持たず、先入観を捨てること
人は成功すると満足しがち。まだまだ奥は深いはずだよ。
Posted by ブクログ
著者が言うようにオンとオフの区別をつけない常にオンでいる。これは共感できるところです。これは結局、やりたいことをするというところに行きついてしまいます。
しかし、サラリーマンではなかなかそうはいきません。そうなると、楽しんで仕事することが一番になります。楽しんで仕事をするためには、自分からスタートすることが大切です。自分からスタートすると自由度が大きくなり、ある程度好きなことができるうえ、決定権もあります。この案件に関しては、社長ということになります。失敗しても許される社長です。こんなリスクの少ない社長もめずらしいです。(その分リターンも少ないですが。。。)
Posted by ブクログ
「商品にも、見せる商品、脇役商品など、売れ行きと関係なく揃えなければならないものがある」インテリアショップの「francfranc」の社長高島郁夫が語る仕事術。至極当たり前のことを語っているのでするすると頭に入る。タイトルはインパクトがあるけどとっつきやすく人にも勧めやすい一冊。
Posted by ブクログ
心に響くフレーズ
① 商売の基本は気づきである。
② どんなにスキルを磨こうが、頭が良かろうが、人に好かれることがマネジメントのもっとも重要なことである。
③ 「どうしたらいいんですか」と聞くと、必ず「君はどうしたいと思うんだね」と切り返された。それが正しければ「じゃあ一度それでやってみなさい」、間違っていれば、「それも良いかもしれないが、こういう考え方はどうかね」と別なやり方を説明してくれた。それも、こちら側を真っ向否定せず。たったこれだけのことだが、できない人がほとんどだ。
④ キーワードは、開放感。
Posted by ブクログ
著者が20年かけてたどり着いた以下の思考プロセスは何というか「へぇー」と思いました。
売ろう売ろうとする行動は、相手の事も良く知らずに撃ちまくっているのと同じ。
↓
戦うのをやめる。お客様の親友にならなければならない。
親友のために何ができるかを考える。
その親友を裏切ってはいけない。喜ぶことをしなければならない。
↓
自分自身が最高に嬉しい・最高に楽しいことをすればいい。
それが結局のところ、親友が喜び楽しんでくれることになる。
内容は全体的に、タイトルの通りです。
一経営者である株式会社バルス社長の著者の価値観がわかってよかったですが、ただそれ以上の内容ではないので、部分部分は色々と参考になった気がしますが、全体的にはちょっとつかみどころが無い感じがしました。
Posted by ブクログ
最近マネジメント能力について考えることが多かったのですが、
「マネジメントを磨く前に、好かれなきゃ始まらない」という言葉は印象に残りました。
小細工をせずに、自分の想いに正直になって日々仕事に没頭するのが良いのかなぁと何となく思いました。
Posted by ブクログ
著者は㈱バルス代表取締役を務める。国内外で体得した感性と独自の視点により、2012年に20周年を迎えるFrancfrancを中心に他ブランドを展開。ファッショントレンドや完成からマーケティングを実施した事業を展開。趣味はトライアスロンとサーフィン。
他人からよく遊ぶと言われる著者。それは著者にとっては褒め言葉である。寸暇をお新出遊んでいる。遊ぶことから得られるもの、それが結局はお客様に喜んでもらうことにつながっているからである。自分の生活が豊かであること、物質的な豊かさではなく、精神的な豊かさがお客様の豊かさを創造するのに必要不可欠条件である。
本書は、著者が仕事を通じ、体感したことをまとめ、伝えることで、若い人たちのこれからの時間がさらに豊かになることを目的として記されている。
本書の構成は以下の5章から成っている。
①仕事は快楽
②仕事は考えること
③仕事は商い
④仕事は人ありき
⑤仕事は生きた証づくり
自分の職場や職場を離れたいわゆる出来るビジネスパーソンを見渡してみると確かに「遊んでいる人」が多いの事実である。
その遊ぶも色々意味合いはあるものの、やはりプライベートも充実している人という表現が一番ぴったりくるのかもしれない。
ここ最近ではスイッチの入れ替えは行うものの、ONとOFFの境目が少なくなってきているのも事実である。それは四六時中仕事のことばかり考えて下をむいて暗い気持ちでいるのではなく、書物や色々な経験、学びからこれも応用すれば仕事にも活用できるのではないか?と常に発想を転換できるようになってきた。
遊びと仕事は紙一重。
良い「遊び人」になるべく、しっかり働き、しっかり遊び、遊びの中から見つける新しい発見を自分の成長に活用していきたいと思わせてくれる一冊であった。
Posted by ブクログ
帯に書かれた言葉「仕事と遊びを分けない。人生はずっとONだ!」と、タイトルの「遊ばない社員はいらない」をあわせて見よう。
何か役に立つというよりは、エネルギーをもらうことができた。
それも、もの凄いエネルギーを、だ。
Posted by ブクログ
アイデアを出す力は才能ではない。どれだけ素晴らしい体験をするかだ いくつになっても人間は外見を磨け。その心がけによって、内面が磨かれる 部下が自慢したくなる上司になってみろ 人も企業も停滞しないために必要なものが、愛、こだわり、志
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タイトルは、『ビジネススキルの前に、好かれない奴は人と一緒に仕事をできない』ということから
フランフランは生活の中にファッションを取り入れるブランド。そこで働く社員はおしゃれであって欲しいし、そういったファッションセンスがないとファッションは提案できないと高島さん
仕事も遊びもごちゃまぜにして、人生楽しくしてこうぜ!というメッセージでした
Posted by ブクログ
「コンセプトとはフワッとした概念や言葉遊びではない。いつ、誰が、誰に、何を、いくらで、どうやってつくるか(もしくは売るか)を決めることである」
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私の趣味は模様替えだ。
中学はカラーボックスを、高校ではメタルラックを
SATYから買ってきては
2ヶ月に一回は模様替えをしていた。
大学に入るとバイトを始めると、
稼いだお金で家具を買った。
私の部屋の本棚とTVボードはFranc francで購入したものだ。
妹にあげたデスクもFranc francで買った。
買い物に出かけるとFranc francには本当によく立ち寄る。
私のことを“Franc francっぽい”と訳のわからんことを言われたこともある。
それくらい好きなFranc franc。
最近では自分自身の為ではなく、プレゼントなどをそこで購入する。
年々大きくなるこのブランドに興味があった。
この本の著者はFranc francの生みの親、
株式会社バルスの代表取締役社長の高島郁夫。
確固たる信念をもって会社を築いてきただけあって
頑固さを感じさせる思想。
勝手に長い付き合いだと感じている私にとっては
共感できることが多かったが、
おいおいそこまで言っちゃうか。
ということもしばしば。
とにかく目標を高く。仕事を楽しむ。遊ぶ。
「イメージしたデザイン以上にはならない」
Posted by ブクログ
バルス、フランフランの社長。目新しいことは書いていないけれど、こういう人と一緒に働きたい。
仕事は忍耐だとか、我慢だとか思っていることはつまらないことだ。
JOBとJOYは似てるんだからねっ(^o^)
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タイトルに惹かれて購入。
著者はfranc franc創業者。
オンとオフなどなく、仕事もプライベートのように快楽の中でやりべきだと説く。
人生の多くを仕事の中で過ごす我々にとって、仕事を楽しくするのは永遠の課題である。
何事も楽しむことは重要だ。
分かっていたことだが再認識させられた。
内容に統一感のなかった感があるのが少しひっかかる。
Posted by ブクログ
Francfrancの社長の話。生き生きとしているのが伝わって来て、自分も「あっ、あれもやりたかったんだ、これもやりたかったんだ」と思い出させてくれます。
Posted by ブクログ
バルスという会社名は知らなかったけど、「Franc franc」の会社と云えばみんな知っていると思う。
おこがましいかも知れないけれど、この社長さん、僕と考え方がすごく似ていて親近感がわく。共感しながら、うなずきながら読んだ。
「遊ばない社員はいらない」というタイトルに関する説明やエピソードは特別出てこない。
まあ、面白がれる人間じゃなきゃ面白い仕事はできないってことかな。
Posted by ブクログ
FrancFrancなどのブランドを手掛けている会社の社長さんがお書きになった本であるが、なんとなくタイトルと内容に乖離があるような気がする。著者自身が仕事に没頭しつつ、趣味のトライアスロンやサーフィンを楽しんでいるのはわかったが、一般社員が遊ぶことから何を仕事に還元させるべきかをもっと書くべきだと思う。結局、他の本と同じく「仕事とは何ぞや」というありきたりな書物に終わっているが、最初の節に書かれていた「挨拶、ゴミ拾い、遅刻をしない」という仕事上の3つのルールは実生活でも必要不可欠な事項なので、これだけはしっかりと頭に入れておきたい。
ちなみに、「見れる」「いれる」などら抜き言葉が散見された。編集者がこういう初歩的なミスを犯すのは致命的と言える。