あらすじ
グーグルトップが提唱する14の社会人スキル。成果は7割でいい、原典は読まない、アイデアは頭で考えない、数字としくみを押さえるなど仕事の全体像をつかむ方法。7つの仕事の原理原則、4つの知識、3つの経済学、理系ビジネスパーソンが学びたい1つのことを、わかりやすく紹介する。おすすめ書籍一覧もあり。
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Posted by ブクログ
テクニック、ハウツー本ではなく、ビジネスパーソンとしての「土台」についての内容。森を見る発想から、疑問はその日に解決、仮説を持つ、仕事の目的「顧客満足」を持つ、優先順位のつけかた、アイデアの出し方、人の動かし方、など。
そこの原則に加えて、「グローバル」という視点が多く含まれており、価値観の違う人たちとの接し方として「宗教」「アメリカの歴史」の重要性を説いている。ここはなかなか他の本では見られない、しかも分量も多く割いている。
さらに、「経済学」を締めに持ってきており、結局人々が働く理由は、経済学で解けるということ。72億人が最も最大的に幸福になるには、まずは自分の利益、そこから幅を広げていく私的活動が支えらるべき、ということ。ハイエクに依っている。
原理原則、ここに則っていることで、「どこでも通用する」ことを身につけられ、ここは参考になった。
一方で、そこにまだ手探りで乗り込んでいる状態で、「英語を使った仕事」などには自分はまだ及ばない。宗教や英語の重要性については、「まずは仕事」をできるようになってからより身に染みて分かるのだろう。
経済学については久々に取り組んでみてもよい。
また、数年後の再読へ。
Posted by ブクログ
仕事に必要な原理はたった7つ。グローバルに仕事をするために必要な知識はたった4つ。必要な経済学の素養は3つ。これらを14の原理原則という。
全部は記さないが、
・明確な理由付けをする
・お金流れを知る
・キリスト教やアメリカ独立などの知識を身につける
・マンキューの経済学を学ぶこと
などなどすごく幅広い知識や教養がにじみ出ていた。
なにごとにも明確な意志を持ち仮説をたてて動ける人は強い。