あらすじ
5分で終わる仕事に、1時間も2時間もかけていませんか?
自分が働くのではなく、「仕組み」に働かせよう。
「才能に頼らない」「意志の力に頼らない」「記憶力に頼らない」
「根性」も「能力」も不要、“それでも結果が出る”仕事の技術!
2008年上半期amazon和書総合ランキング4位。
10万部突破のベストセラーにして仕事術の定番書でもある『「仕組み」仕事術』が、図解版になって再登場!!!
仕事を「作業系」と「思考系」に分ける
「自分がやったほうが早い」をやめる
ルーチンワークを「仕組み化」する
トラブル対策も「仕組み化」する
「仕組み」が遂行される「仕組み」をつくる
使えるチェックシートをつくる4つのコツ
TO DOリストであらゆるタスクを一元管理
メール処理に「仕組み」をつくる
「仕組み」をつくれば、イヤでも仕事はうまくいく!
※電子書籍版では、巻末のワークシートを省略しております。ご了承ください。
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Posted by ブクログ
あらすじ
日本ファイナンシャルアカデミー創業者である泉正人が、「意志の強さや気合に頼らず、仕組みで結果を出す」ための実践的手法を図解でわかりやすく体系化した仕事術の指南書。仕事でミスが起きたり業務が滞ったりする原因を「個人のやる気や能力の不足」ではなく、「仕組み(システム)の不備」にあると捉える。チェックリストの活用、マニュアル化による属人化の排除、机やPC内の整理整頓ルール、時間のルーティン化など、一度作れば自動的に効率と成果が上がり続ける「再現性の高い仕組み」の構築法を解き明かす。
所感・深掘り
「もっと頑張らなければ」「気をつけてミスを減らそう」という精神論がいかに脆いかを痛感させられ、物事をシステマチックに捉え直す大切さを教えてくれる非常に明快な一冊だった。
特に深く腑に落ちたのは、「意志の力に頼るな、システムに頼れ」という根本原則だ。どんなに優秀でモチベーションが高い人間であっても、体調が悪い日もあれば集中力が切れる瞬間もある。そうした人間の不完全さを前提に置き、「やる気に関係なく、手順通りに動けば誰でも80点以上の成果が出る状態」をあらかじめ設計しておくことこそが、真のプロフェッショナルの仕事なのだと納得した。チェックリストひとつを作る手間を惜しまないことが、将来の膨大なやり直し時間や精神的ストレスを未然に防いでくれる。
また、この「仕組み化」の思想は、個人の効率化だけでなく、後進への業務引き継ぎや組織運営において極めて強力な武器になると感じる。特定の人にしかできない「職人技」のまま仕事を抱え込んでいると、その人が抜けた瞬間に現場が破綻してしまう。業務の手順を言語化・可視化して共有資産に変えていくことは、後進の心理的ハードルを下げ、誰でも安心してバトンを受け取れる強い組織基盤を作ることと同義である。
頑張る対象を「日々の作業」から「作業が勝手に回る仕組みづくり」へとシフトさせること。
目の前の忙しさに忙殺されず、持続可能で再現性のある環境を整えたいと願うすべての人にとって、足元から業務を見直す確かな契機をくれる実用的な良書だ。