【感想・ネタバレ】プラスティックのレビュー

あらすじ

54個の文書ファイルが収められたフロッピイがある。冒頭の文書に記録されていたのは、出張中の夫の帰りを待つ間に奇妙な出来事に遭遇した主婦・向井洵子が書きこんだ日記だった。その日記こそが、アイデンティティーをきしませ崩壊させる導火線となる! 謎が謎を呼ぶ深遠な井上ワールドの傑作ミステリー。(講談社文庫)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

54個の文書ファイルを読み進めていく体裁に、どんな展開になっていくのか、各人物の関係性はどうなのかワクワクしながら読めた。
真相に関しては、今となっては若干手垢のついた内容で途中で全貌がほとんどわかったけど、20年前の作品なので。
前半の文書ファイルの配置がとても良かったなー。そのおかげでとても引き込まれた

0
2025年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後の恐怖体験が面白かった。
こんなやり方ありなのかと思った!!
一気読みして途中全然わからなかったけど、読んで良かった。 
もう一度読みたい。

0
2025年10月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一つの話では読んでいる文章と時間の流れが繋がらなくて、その後の展開が気になり止まらず読み続けました。

途中で、二重人格なのかな?体に憑依する系なのかなと読み進め、最後に全てが別の人格、多重人格であるという展開に驚きとても面白かったです!
最後は主人格へと全てが委ねられる。しかもどうなったかは読者が想像するという結末でそれもまた、想像力が刺激されて最高でした。

0
2025年10月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

途中までは謎が謎をよんで面白かった。
でもこういうミステリーにおいて精神疾患オチ(多重人格や幻覚など)は夢オチのようで少し冷めるかな〜
とはいえ、読者自身にこの恐怖を与えるような最後の仕掛けは面白いと思う。
総評して、30年以上前の作品でフロッピーというところからも時代を感じるが、続きが気になってすいすい読めたのは良かった。
医療職としては、解離性同一性障害への介入方法をおさらいしたくなった(笑)

0
2025年10月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私の偽物がいる。アパートの迎えの部屋で殺人が起こり、迎えの住人が操作を始めるものの、誰が誰だかわからなくなってくる。
序盤で多重人格がほのめかされるので、そこまで混乱せず、話は読めた。ここまで人格が多いとは想像していなかった。読み進めることに謎と発展が膨らんでいき、ずっとワクワク。ソワソワしながら読むことができた。

0
2025年08月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どうなるか最初は分からなかったけど、段々考察できた。読みやすくて続きが気になる。。
幼少期のトラウマがその人の人格を守るために形成されることはあると思ったのと同時に殺された旦那さんは特に可哀想。

0
2025年07月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

54のファイルが収められたフロッピー。そこに綴られているのはとある主婦の日記から始まる謎めいた記録だった。

わりと多重人格については途中で気付けると思うけど後半の回収のスピード感は気持ちよかった。
なんだかんだ一気読みしてしまった。

あらすじで惹かれた洵子の日記がとてもミステリーで好き。

奥村が曲者すぎる。信用出来ない語り手だけど本人は真実だと思ってるから難しい。

また一から読み直すとまた違ってきそう。

0
2025年07月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2025年の私はよくあるオチかなと思うけれど
導き方が最高に面白い

特に最後の畳み掛けは
思わず口角が上がってしまったし

このオチだとやだなーと思っていた中盤の自分を都合よく忘れて、最後は
来い来い来い来い!と思った

0
2025年06月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

割と序盤で先が読めてしまったので、そこからはあまり感動できなかった。
ただラストページはハッとさせられ、すごい好きないいオチだなと思った。

0
2025年10月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

謎すぎる展開なので、もしやと思ったらやっぱり多重人格なんですね。なんでもありになってしまうのでこのパターンは好きじゃないけど、中盤からそこに重点を置いてしっかりとまとめてくれたので良かった。

0
2025年10月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ちょっと読んでから読んだことあることに気付いた。ミステリ、と呼べないかもしれないけど内容自体は面白かった。昔この小説を読んだあと、この病気について本を呼んだり調べたりしたことがある。それだけ興味深かった。この作者が本格ミステリではどんなものを書くのか読んでみたい。

0
2025年06月26日

「小説」ランキング