【感想・ネタバレ】プラスティックのレビュー

あらすじ

54個の文書ファイルが収められたフロッピイがある。冒頭の文書に記録されていたのは、出張中の夫の帰りを待つ間に奇妙な出来事に遭遇した主婦・向井洵子が書きこんだ日記だった。その日記こそが、アイデンティティーをきしませ崩壊させる導火線となる! 謎が謎を呼ぶ深遠な井上ワールドの傑作ミステリー。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

話題になっていたので購入

とても面白かった。
各人物の目線からストーリーが展開されていってネタがわかるとあー!てなった。
察しがいい人はすぐわかるかもしれないが自分は言われるまで全く考えていなかったので、とても印象に残る作品になった。

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2026年04月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

54個の文書ファイルを読み進めていく形式。
主婦、向井洵子が奇妙な現象に巻き込まれている事を予期させる文書。それを追う小説家。殺人の実行犯と思われる人の文書。
様々な人の文書が織りなしていく模様を俯瞰してみた時、驚愕の模様が描き出される!

多重人格系かなと、初期の段階で気付いたものの、54個のファイルの意味を知った時の戦慄はすさまじかった…

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2026年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

途中で何となく予想はできたけど、でも面白かった。

途中でおそらく多重人格なんだろうな……とは思ってたけど、まさか出てくる人(殺された人は除く)全員が同じ人だったとは……!
多重人格の話はいろいろテレビとかでも再現VTRとかで見た事あるから何となくわかる。ので今回も結末が何となく見えてきた感じ。自分を守るために新しい人格ができるって聞いたことあるもんね。
フロッピーディスクとか、ワープロとか、随分古いなあと思ってたけど、なんとこの本20年前に書かれた本なの?それはすごい。今読んだから、なんとなく結末がわかったけれど(それはいろんな話が出回っているから)、20年前にこの本を書けたとなるとすごいかも。

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2026年07月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

割と早い段階で多重人格ではないかと
気づいたのでラストで驚くとかはなかった。
多重人格以外で伏線回収できたら
凄いと思ったんだけど
やはり多重人格だった。

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2026年05月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初は「あー、多重人格ものかぁ」って思ったけど、経緯等すごく深堀をしていたので気がついたらのめり込んで読んでいた。
面白かった。

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2026年04月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

plastic:可塑性とは、固体に外力を加えて変形させた際に、力を取り除いても元の形に戻らず、その変形を保つ性質。
向井洵子に始まる54の伝記。高幡英世、奥村恭輔、藤本幹也、若尾菜莉子、ゆみ、あらゆるストーリーがあり本多初美へ繋ぐ物語。個体として本多初美から派生していく数多の人格が織りなすストーリーがまさにプラスティックでした。やっぱり上手いですわね。
多重人格の苦悩の53のストーリーを本体の54番目に判断を委ねるオチも粋ですね。

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

途中から展開が読めた。不可解なことが起きるとまず多重人格を疑うから。でも、面白かった。最後はどういう事だろう?初美は読んだ上でそれでも命を絶ってしまったという事なのか?まだ読んでないから?

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2026年03月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

多重人格がトリックというかタネなのはもう珍しくないと感じるけど、これが書かれた時は衝撃的なだったのかなと思う。自分の体が「女」であったらもっと面白いのに。自分が統合された後の本田初美なのではという感覚を感じられそうで。

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2026年09月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

出張中の夫の帰りを待つ主婦・向井洵子の日記が保存されたフロッピィディスク。そこには、彼女が自分を騙る偽物が身辺に存在する不気味なエピソードが綴られていた。そして、偽物の向井洵子惨殺事件…。混迷を極める中で次々に現れる話者の語る真実を繋いだ先に見える物とは…。

気付いたよ多重人格者。
不自然に途切れる記憶から、疑い始めた中盤。そのつもりで読むと、比較的容易に辿り着ける。ネタばらしまでに、なんとか藤本幹也も人格の一部であることにも思い至ることができた。そこまで来れば、奥村恭輔もそうであることは、ネタばらしを待つことなく辿り着けるだろう。そういう意味では、理不尽でない絶妙な難易度設定であり、フェアな作品と言えるだろう。

病理学的にはそれでいいのか。
「二十四人のビリー・ミリガン」を筆頭に、他にもフィクションも含めて多重人格者を扱った小説を読んだ経験がある。本作の、赤の他人をまるごと取り込むみたいな人格形成のケースを知らなかったので、そこがどうしても最後まで引っかかった。人格同士が一切の記憶共有をしていない点と、他人の人格を丸ごと取り込む点が、物語を成立させる肝の部分であるので、そこありきでご都合主義的に作られた症状であるように感じて、首を捻る結果になった。医学素人であるので、この違和感が正しいものか分からないのが残念だ。もし、精神医学に則った記述であるのならお詫びしたい。

冒頭がわけ分からなすぎた。
謎を展開するスピードが早すぎて、人物名や世界観を飲み込む前に拡大していく謎に困惑した。向井洵子が感じる違和感は、明らかに記憶分野の不調を示唆するようなものに感じ、ミステリィというよりは病気を心配しながら読んでしまった。恥ずかしながら、若年性アルツハイマー的な方向に展開していく可能性も頭をよぎりながら読み進め、更に混迷を深めるという自滅的な側面もあった。

仕掛けに気付くと後は惰性で読み切る感じ。
事件の残忍さに比べて、語り手のテンションが常に淡々としているのもあり、全体的に地味な印象を受ける。「オルファクトグラム」を期待してしまうとがっかりする。

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2026年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

続きが気になり読書スピードは上がったけど、最終的に多重人格オチか…と少しガッカリした。多重人格の要素は上手に使わないと、チートっぽくてしらけてしまう。ただ、そのオチが明かされた後でも、「唯一この人だけは第三者だろう」と思いこんでた対象が人格の1人だった…というのは意外で面白かった。
最終的に人格統合に向かっていく形や、事件の概要説明も綺麗で矛盾はなく、総じて良くできている物語だと思う。それでも星3としたのは、登場人物への感情移入や世界観への没入が弱かったから。自分にとって大事な要素なんだなと改めて。

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2026年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結構オチがわかりやすいというかタネが1/3くらいでわかってしまったので後半は答え合わせを待つ状態だったのがちょっと残念。タネに気づかず読み終えたかったな。

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2026年04月04日

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