【感想・ネタバレ】世界が終わるわけではなくのレビュー

あらすじ

真面目な青年のドッペルゲンガーが、悪さをしながら面白おかしく暮らす話。ふと気がつくと、飼い猫がソファの隣で背もたれに寄りかかって足を組んでテレビを見ていた! しかも飼い主の女性は妊娠に気がつき……等々、十二編のゆるやかにリンクする物語集。我々が生きている現実世界はどれほど確実なものなのか……? ウィットブレッド賞受賞作家が読者を時空の歪みに誘う、野心的で遊び心に満ちた、奇妙な味わいの作品集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ぽつぽつと緩やかに繋がった、ほんのり群像劇テイストな短編集でしたが、
辛口ながらもバッサバッサと軽妙なリズムで突き進み、
時折ブラックな笑いに誘われる、奇想と現実のスクランブル。
しっかりと長編を読み終えたかのような満足感が残りました。
装丁も素敵。

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2013年03月10日

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