あらすじ
幹館大学ヘンな建物研究会、通称「ヘンたて」に入会した新入生の中川亜可美。個性豊かな仲間と一緒に新歓合宿で訪れた先は、扉が12枚ある離れを持つ老舗旅館だった。さらに高さ100メートルのエレベーター式マンション、城跡に残された隅櫓脇の謎のスペース、客室に回転ずしが流れるホテルなど、活動と称して見にいく建物は常にいわくつきで……。「へんたて」に隠された謎をゆるやかに解き明かす、新感覚の青春ミステリ!
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Posted by ブクログ
表紙がpomodorosaさんの大学生ものということで『BISビブリオバトル部』シリーズと似た印象。変な建物の間取りが謎に関係してくるので見取り図がないと理解するのが難しそう(あって助かった)。逆に解決編の見取り図は見ないように注意しなくてはいけない。恋愛展開はちょっと性急すぎるのでは?と思ったけれど、続刊でそれなりの展開があるのだとしたら、大きなフックになっているのではないかと予想する。第一話のトリックが好き。トマソンの本を読んでみたくなった。
Posted by ブクログ
変な建物を研究する大学生たちのミステリ。
部活サークル物と建物絡みの話が好きなのでかなり期待したのですが、期待よりかはまったりしてました。
ゆるゆる。
移動式高層マンションの話が可愛くてよかった。
人間関係の進展が気になるので続編希望です。
後、帯が綾辻先生っていうのがニクいです。
建物といえばね!
Posted by ブクログ
大学におけるサークルの重要性というのは、
相当に高いようだ。
サークルに入った新入生の中川亜可美ちゃんが主人公。
「へんな建物研究会(へんたて)」なるサークル。
なかなか、興味深い。
しかし、建物に現実味がなさ過ぎて少しがっかり。
勝手に現存する建物をモチーフかと思っていた。
部屋がエレベーターのマンションや
回転ずしのレーンが建物中にあるホテルなんて
配管はどうしてんだ?
換気扇のダクトは?
いやいや、配線は?
消防の許可は?と激しく思う。
残念だな、面白い本当の建物を知りたかった。
思いこみで読んだ私が悪かった。
お話は、大学サークルの中の
ラブコメで、ちょっとミステリー。
こんな建物あったら面白い、、な感じで
読めばかわいいお話です。