【感想・ネタバレ】人間関係を半分降りる 増補版 ――気楽なつながりの作り方のレビュー

あらすじ

人間は醜い。だから少し離れてつながろう! 大ベストセラー『完全自殺マニュアル』の著者が、悲痛な体験から生きづらさの最終的な解決法=優しい人間関係の作り方を伝授する。友人、家族、恋人。人生で何より人間関係に悩んだ著者が血を流すように自らの体験を元に考え抜き、発見した、解放感のある具体的な解決策。文庫化にあたりその後の状況を増補した。 解説 鴻上尚史

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Posted by ブクログ

人間関係を半分降りる。ネガティブな内容かなぁと思いましたが、真逆のようなあったかい考えのような気がします。鶴見さんは、人が好きだからこそ、無理をしない。こんな見方もあるんだよとそっと語られた心境になりました。

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2025年08月26日

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ネタバレ


「人間関係を半分降りる 増補版」

「完全自殺マニュアル」の著書の方で、伝えたいことは前の本と通じていて、「いざという最悪の時には死ぬことだってできるのだと思えば、楽に生きていける」って内容でした。ポジティブにもネガティヴにもなりきれない今の自分にしっくりきました。

嫌なことは嫌だと認めて、合わない人とは距離を調節して、無理せずに過ごすことを、友人、親、恋人関係それぞれの視点で書いていて、気が楽になりました。

第四章の怒りの感情の取り扱い方は、前に読んだ「〈叱る依存〉がとまらない」(著 村中直人)を思い出しました。

「〈叱る依存〉がとまらない」では"悪いことをした人に罰を与える「処罰感情の充足」もまた、人間にとって非常に魅力的な「報酬」の一つであるということ"とあって、常識や普通に生きなきゃ!と自分を叱りながら生きてると、同じ基準で他者も叱りつけたくなるのかなと思いました。

「人間関係を半分降りる」には、"血のつながりに囚われなくていい" "友達は多くなくていい"と、普通から外れる方向の話しが優しく書かれていて、私の中の「こうあるべき!」っていう自分を自分で縛る鎖が少し緩くなりました。

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2025年08月13日

Posted by ブクログ

人間関係に「降りる」と言う言葉を使うのがマイナスイメージに受け取る人が居そうだし絆って言葉もあるけどこれからはバウンダリーという境界線を引く意味の言葉も広まっていくし、関係の見直しや定義も変わっていくだろうからやはり時代を先取る1冊

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2025年11月14日

Posted by ブクログ

人間関係の悩みっていくつになっても着いて回る。大人になったら楽に生きられると思っていたけど年齢と共に質や量が変化する。どれも個人差なんだろうけど、悩みは無くしたい。この本はそれを無くすこと、解決することは出来ないけど楽になる。

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2025年09月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

子供や結婚について、私は自分が異端だと思っていたけど少し楽になった。
それこそ、今は本当にいつでも逃げることができる。
そう思って、今の最悪の人間関係を乗り切ろうと思えた。
仕事関係の悩みに負けない。

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2025年10月21日

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