【感想・ネタバレ】わたしがいなくなった世界にのレビュー

あらすじ

職場復帰をめざしリハビリに励んでいる児童養護施設・七海学園の保育士・北沢春菜。七不思議が伝わる学園では、彼女が不在の間にも子どもたちの身辺で不思議な出来事が続いていた。一緒に終点まで乗ったはずの循環バスの中から忽然と消えた少女。かつて母の死期を予知した少女が目撃した“未来の殺人”。駅伝大会の中継地点で襷を渡し終わるとともに消失した少年ランナー。そして学園内のあちこちでは、殺人を告発する宛名のないメッセージが現れ──。『七つの海を照らす星』『アルバトロスは羽ばたかない』の感動と驚愕が甦る、シリーズ完全新作!

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Posted by ブクログ

 少女が目撃した『未来の殺人』、駅伝大会の途中で姿を消した少年ランナー、「あなたはあの人を殺した」という不可解な手紙など身の回りで起きる謎を解き明かす七海学園シリーズ最新作で、魅力的な謎解きは健在でそれに加え施設で暮らす子供達の成長や変化が物語に深みを与えていて素晴らしかった。

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2025年11月29日

Posted by ブクログ

はじめに言います。このレビューは偏ってます。
なぜなら自分が発達障害だから、メインのネタの意味が理解できるからです。
だからこそ、ミステリとして好きだが、この作品を傑作として賞賛出来るかはわからない、なぜなら発達障害の自分に理解出来るって普通の人にこの感覚理解できる?って。
なおかつ前作から15年って長いよ。前作の犯人忘れてるよ。

3075冊
今年303冊目

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2025年11月29日

Posted by ブクログ

七海学園シリーズ最新作。

ずっとシリーズ見ていると、子供達の成長を感じられる一冊。子供の活躍シーンがいつもより多い印象。特に葉子がなんだかんだで他人を気にしたりお節介をやく姿にじんわりくる。

今作も子供の特性と謎を上手くかけ合わせたミステリになっていて面白かった。‥‥所々、上手く行きすぎでは?というところもありましたが。

『アルバトロスははばたかない』の経験から迷いも生じていた主人公だけど、この小説を経て新たにした思いも、温かみを感じさせるもので良かった。いいエンディングだったなと思います。

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2025年11月24日

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