あらすじ
電脳空間のイメージが鮮烈に展開される、新版第二弾
新米ハッカーのボビイが没入中に邂逅した謎の少女の正体とは。『ニューロマンサー』を超越する圧倒的スケール、シリーズ第二作
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Posted by ブクログ
やっと読み終えた…読みにくいのは作品の味と分かっているけれど、『ニューロマンサー』より読み進めにくかったかも。同時並行で進む3人の話を頭の中で行ったり来たりさせるのがまず大変。そして、マルリイの章の描写が最後まで難しかった。特に「箱」がイメージできなかった。学校で美術の時間嫌いだったからか…
ターナーの章とボビイの章は、独特の世界観、SF仕掛けをスピード感をもって楽しめたと思う。
この作品世界では、普通に働いてる人がほぼ登場しない(ウェイターくらいか)。環境破壊がかなり進んで、食糧生産は代替生物の養殖や培養技術で賄われていて、医療は遺伝子情報さえ残せれば機械のように交換すれば済む世界。富は富裕層に集中し、市民は階層化・分断、のし上がるにはカウボーイになって一発逆転を狙うか… なんか現代は80年代に創造された作品世界と似たような方向に進んでいるよなあ。
自分の仕事関係だけみても、業界全体が人に給料を出す理由が必要だから無理に仕事を作り出してる感がある。日本全体で当面当面で無駄な分野やブルシットジョブにリソース突っ込んでるんだろうなと思うと、いつまで経ってもホサカやオノ=センダイはできないんだろうな…
しかし、文庫で2千円は高い。円安も影響? ニューイエン使いたいよ