あらすじ
「自分の話がうまくできない」「いつも聞き役ばかり」「もっと仕事以外の話がしたい」……そんな悩みに、これまで三千回以上のマンツーマン雑談を行ってきた著者がこたえます。よい雑談の条件やそのメリット、話が苦手な人の共通点とは? 雑談を通して考えや思いを相手に伝えることで、「自分がどうしたいか」がわかってくる。「不信メガネ」「プール理論」など独自の思考法を駆使して、そのエッセンスをやさしく伝える雑談入門。
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Posted by ブクログ
これまで自分を信じて行動できる人のことを羨んで、そんなになぜ自分を信じられるのか、と思っていたが、その人からすれば、なぜ自分にはできないということをそんなに信じられるのか、という逆の視点になるのだ。
そのことに初めて気がついた。
人と話すのが怖いと感じるのは、他人は自分を傷つけてくるものだという思考のクセによるものである、というのも目から鱗。
自分がどんな思考のクセや偏りを持っているか見つめ直して、自分の欲をもっと知りたい
Posted by ブクログ
タイトルから、雑談のコツや会話術が書かれている本を想像しますが、内容はまったく違います。
この本で語られる「雑談」は、天気やニュースの話題ではなく、「まだ言葉になっていないモヤモヤを、二人で観察する時間」のことです。
どんなものが本書での「雑談」なのか知りたいという方は、桜林さんとジェーン・スーさんがやっているポッドキャスト「となりの雑談」をぜひ聞いてみてください。
「ひとりで考える以上、相談未満」「友達とカウンセラーの間でいたい」という表現がとても印象に残っています。雑談とは、会話の技術ではなく、相手の世界を預かるような時間なのかもしれないと感じました。
また、男性が雑談をしにくい理由についての考察にも強く共感しました。「話せない」のではなく、「聞く人がいない」という視点は、とても腑に落ちるものでした。
雑談が苦手だと思っている人ほど、読んでみると見え方が変わる一冊だと思います。