あらすじ
フリーランスの女性記者はなぜ標的にされたのか。高学歴の美青年はどうしてあの娘を受け入れず、拒むのか。おぞましい贈り物、見えない狙い、噛み合わない会話、やまない嫌がらせ、誰がシロで、誰がクロか……。「なかったこと」には、出来ない。もう一線を越えてしまったから。夜と隣人、宅配便と食事が怖くなる、ホラー小説の大傑作。
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Posted by ブクログ
フリーライターの遼子の元に届いた箱の中身は
虐待された三匹の子犬の死骸だった。
翌日から届けられる新たな箱の中身。
虐待シーンのDVD、三匹の子犬が、遼子の実家にいる犬の子犬と裏付けるDVD。
それと同時に音信不通になった恋人である孝彦。
画家の弟子である鈴野兼好の歪んだ本性。
遼子がかつて書いた、「死体はどこへ消えた?」という記事から話が繋がり始める隣人の正体。
遼子への嫌がらせは、別居中だった孝彦の妻のしわざ。
妻は鈴野兼好にあっけなく殺されて、「死体はどこへ消えた?」事件と同じように、
彼によって食されてこの世から抹消される。
なんで鈴野兼好は孝彦の妻のことを知っていたの?
子犬虐待のシーンを読むときに限って
寝る前の時間に重なってしまい
お話とはいえ、つらい気持ちになってしまった。。。
鈴野兼好はサイコパス)^o^(