あらすじ
なぜ仕事は休みにくいのか? 学校教育のあり方を出発点に、理不尽を我慢することに慣れた社会を「休みやすく」する方法を考える。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
休むことは人生の質を向上させる為には必須であるということが、自分の経験からも感じていたが、本書での様々な事例紹介により改めて認識させられた。
日本の学校教育は将来的に社会に出るための我慢や忍耐を身に付けさせる側面を持つことは、まさにその通りだと思う。体育会系のノリとか。
日本社会は仕事の成果よりも休日出勤や残業の多さ等の休まないことが評価される風潮がまだまだ根強く残っていると思うが、さすがにもう時代に合っていないと思う。
Posted by ブクログ
社会人メインにの本かと思ったが、メインは学校であった。教育現場におけるグレーな労働、皆勤を美徳とする教育、休む事を教える機会の不足、確かにこんな風潮であれば休む事はおいそれと出来ない。少しずつ変わってきたとはいえ、まだまだ負担に感じる人は多いはずだ。
Posted by ブクログ
子供の頃から「休む」事に罪悪感がある。全くもって、私も心にきざまれ皆勤賞を目指していた。
現場が学校中心に書かれているが、根源は義務教育時代だけでは解決しないと思う。テレワークみたいな、一斉に変えれる現象がないと、、、
この本で「休む」事の慣習や必要性はよく理解できたが、社会がその慣習を理解しなければ、単なる発信者が異端児になるだろう。しかし、私も休みを公に促して「休む事」を常態化し、自分の時間を楽しむように周りにもみせたい。昭和時代を良き時代と思うが、変えなければ生き残れないと感じています
Posted by ブクログ
皆勤賞なんてどれほど残っている?
コロナ禍どころか近辺では
いつからないのか記憶にないくらいだ。
学校現場に
我慢を強いる文化が残存しているのも事実だし、
それでいて必要な忍耐さえも
強いられなくなっているのも事実。
教育者は板挟みの中に居る。
Posted by ブクログ
働き方改革が進められてきたはずなのに、なぜ日本では長時間労働がなくならないのか。本書はその原因を、「休むことは悪」「周囲に迷惑をかける」という日本社会に深く根付いた価値観に見出している。問題の所在を個人の努力不足ではなく、社会的刷り込みとして捉えている点が印象的だった。
特に興味深かったのは、休み方そのものを学校教育の段階から学ぶ必要性を提起している点である。一方で、産休・育休・介護休暇に伴う代替要員の確保など、企業が現場で直面する具体的課題については、やや踏み込み不足に感じた。
また、自己研鑽が労働に該当するかどうかが争われた過労死・過労自殺の事例紹介は、本書の中でも強く印象に残った。「努力」や「成長」とされがちな行為が、実際には過重労働として命を奪うことがある現実を突きつけられる。
「休むこと」を個人の怠慢ではなく、社会の仕組みの問題として捉え直す視点は非常に示唆的だった。教育だけでなく、労働現場や制度設計の観点も含め、多角的に考え続けるべきテーマだと感じた。