【感想・ネタバレ】軍師 秀長(下)のレビュー

あらすじ

なにが軍師殿じゃ、面倒なことばかり押しつけよって!
豊臣兄弟の奇跡のサクセスストーリー

ついに一軍の将として但馬攻めの大将となる小一郎(のちの秀長)。しかし兄・秀吉からの無理な命令は続く。本能寺の変後、権力者として変わりゆく兄、頼りない後継者・秀次、さらに母の隠し子騒動と秀長の悩みは尽きなかった。山崎、賤ケ岳、小牧・長久手、四国、九州攻めを緻密に描く歴史巨編。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

下巻も上巻と同じく、戦の合間に秀長と秀吉がちょこちょこしゃべる展開が続き、まるで歴史の教科書を読んでいて、合間のコラムで主人公たちが出てくる挿絵を眺めているかのような読み応えだった。
語り尽くされた感のある秀吉視点ではなく、弟の秀長視点で見ることで、新鮮な内容になると期待したのだけど、そもそも事実であろうことに沿っての展開なので、登場人物的にも地味な西国征伐の後半はかなり退屈になってしまった。やはり主人公が中心で物事を動かしていく存在でないと、なかなか難しいものだと思わされた。

0
2025年11月13日

「歴史・時代」ランキング