【感想・ネタバレ】軍師 秀長(上)のレビュー

あらすじ

26年NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公
この男がいなければ豊臣家の天下はなかった

家族や同僚、家臣に慕われ、兄・秀吉の天下取りを影から支えた秀長の生涯を明朗な筆致で描く傑作長編歴史小説。
突然帰郷した兄・藤吉郎に強引に武士にさせられた小一郎(のちの秀長)は、兄から「軍師殿」とおだてられ、無理難題を丸投げされる。苦心しながらも兄の出世を助ける小一郎の誠実な人柄にひかれ、竹中半兵衛らホンモノの「軍師」が集い、兄弟は飛躍の時を迎える......。

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Posted by ブクログ

豊臣秀吉の弟であり補佐役と言われた秀長が主人公。来年大河というタイミングで刊行されなので読んでみた。ストーリーは非常にオーソドックス。丹念に秀長が関わった戦や交渉、調略などをひとつひとつ取り上げて盛り込んでいるが、どれもある程度知られているというかお馴染みの戦が時系列に沿って淡々と続いていくこととなり、なんとも盛り上がりに欠ける。そこに秀長がいるからこその出来事なり展開があるといいのだけど、いかんせん大きな展開の前には傍流でしかなく、なんとも歯痒い。
秀吉の描かれ方も適当に見えて頭が切れるというみんなの想像するオーソドックスなキャラクター像すぎて、面白みに欠ける。つまらなくはないんだけどもう少し独自性がないと飽きてしまうなという印象です。下巻はどうだろう。

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2025年11月10日

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