【感想・ネタバレ】池上彰の宗教がわかれば世界が見えるのレビュー

あらすじ

仏教、ユダヤ教、キリスト教からイスラム教まで。ビン・ラディン殺害や中東革命など、海外ニュースの背後には宗教が潜んでいる。そこで池上さんが、7人の賢者に、素朴すぎる質問をしてくれました。「南無阿弥陀仏」の意味は? 「最後の審判」は来ますか? 「コーラン」って何? 「葬式はいらない」の? 「いい死に方」って何ですか? 池上さんのやさしい解説で、究極の「人生のレッスン」が学べます。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

池上さんによる非常にわかりやすい宗教の本。
日本人にとっての宗教とは?世界における宗教の役割とは?など、対談形式でわかりやすくまとめられています。
日本人にとっての宗教や、神道との棲み分けとか、日本人が発する「無宗教」の意味するところなどが、日本人のぼんやりとしている宗教観を適切に表現されているように思いました。
最後の養老孟司さんとの対談が興味深かったです。あの池上さんが、養老さんを前にして生徒のようでした。団塊の世代が高齢になるにつれて最期をどう迎えるか、寺や神社が果たせる社会的役割とか、本書のタイトル以上に、社会について考えることができる内容だと思います。

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2020年12月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 宗教は、何を目的に生まれたのであろうか?現代の日本より生きることそのものが難しかった時、人々の心を救い活力を生み出すために生みだされたのではなないだろうか?

 しかし、現代社会において、ある宗教は、その宗教をこれっぽっちも信じていない独裁者や組織の道具として使われ、多くの救われたい人々の心を入り込み洗脳する。

 人々は、だまされているとも知らず、既得権益を守り勢力を拡大しようとする者や組織のために、時として命すら捧げる。そんな風に見える。だからと言って、人々が信じているものを心の中から消し去ることはできない。

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2020年05月05日

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