【感想・ネタバレ】書林コマドリ裏口ヨリのレビュー

あらすじ

不思議な猫に連れられてたどり着いたのは、美しい洋館〈楡屋敷〉だった。あることで声を失い、療養を兼ねて下宿生活を始めた瑛麻。一階の〈書林コマドリ〉でアルバイトをしながら、本好きの下宿仲間と二階で暮らす生活は思いもよらない出来事ばかり。猫と本、そして温かい住人たちとの出会いが、凍えた瑛麻の心を溶かしていく。本に導かれ、新しい居場所で自分の言葉を見つける感動の物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

猫のむうちゃんの不思議さもあって、作中で瑛麻が遭遇するちょっと不思議な事柄は「そういうことのあり得る世界観」の話だからなのか、それともミスリードなのか、最後のエピソードになるまで判断がつかず、ハラハラしながらの読書は個人的に面白かった。
書林らしく実在の本(作品)の話も登場するので、その作品も気になって読みたくなるという。
作品のプレゼンとしてもいい物語ではないだろうか。
普段自分が読まない翻訳系、幼い頃に読んだ児童向けの本など、今の自分が触れない作品が多かったから余計に。
登場人物もそれぞれ個性的、かつそれぞれ何かしらの事情を抱えていそうで、それが作中で全ては出てこないので、まだまだ世界観も物語も広げていけそうな感じだった。
瑛麻の失った声も完全には戻っていないし。
他のキャラの更なる掘り下げも見てみたいので、続編を切に希望する物語だった。

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2025年10月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ものすごく物語の雰囲気に惹き込まれて、
心穏やかになる作品でした。
(おばけ騒動×2はほんのりひやっとしましたが)

洋館にある書林コマドリ、訪れてみたいです。
文章からも伝わる温かく和やかな雰囲気の場所。そして優しく出迎えてくれる環さんたち。
訪れたいどころか働いてみたいです。
そして私も暮らしてみたい。日々が穏やかに心落ち着きながら過ごすことができそうです。
暮らしている人々も、みんな本が好きというところも素敵だなと思いました。好きな本のジャンルはそれぞれでも、皆が本を読んで寛ぐ場所があるというのは本好きの憧れではないでしょうか…!本に出てきたおやつが食べられる(かもしれない)ところも最高です。
本好きがこの作品を読んだら、楡屋敷に住みたいと思うこと間違いなし。

猫のむーのことも、瑛麻のその後も、
律と瑛麻の気になる関係ももっと続きが読みたいです。2巻も出るのでしょうか…?
とても楽しみです。

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2025年10月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

登場人物は素敵な人たちばかりだったけど、
怪談話や戦時中の話は
あまり興味が持てなくて
ページが進まなかった...

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2025年11月24日

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