あらすじ 石垣島制圧に沸く琉球国を、祝賀のため訪れた蘭人たち。彼らが献上した軸物を見るや国王はたちまち顔面蒼白になった……。表題作「地図」をはじめ、「怪談」「花火」など同人誌等掲載の初期作品を通して、中学生津島修治から作家太宰治誕生までのドラマを読む特別篇。後年、太宰の筆と確認された「断崖の錯覚」や、文庫初収録の「貨幣」「律子と貞子」など文豪への出発点を刻印する作品群。(解説・曾根博義) ...続きを読む \ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります レビューを書く 感情タグBEST3 #深い #アツい #切ない すべてのレビュー ネタバレのみ 評価の高い順 新しい順 並び替え 評価の高い順 新しい順 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 このページにはネタバレを含むレビューが表示されています Posted by ブクログ ネタバレ 読んで良かったと心から思える一冊でした。 初期なだけあって、感覚も鋭敏。 元々、敏感だったという説のある太宰治ですが「人間失格」や後期の作品よりかは、本当に生き生きとしていて、中でも「花火」は凄く好き。 隣で太宰が語ってくれているような臨場感溢れる作品でした。 「貨幣」も独特で、お金を擬人化した所が...続きを読む太宰らしく、また優しさも感じました。 一度は手に取って貰いたい一冊です。 0 2019年02月05日 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 地図―初期作品集―(新潮文庫)の作品詳細に戻る 「小説」ランキング 「小説」ランキングの一覧へ