【感想・ネタバレ】アトミック・ブレイバーのレビュー

あらすじ

小型核爆弾による世界同時多発テロ《ヴァージン・スーサイズ》から27年。平凡なサラリーマン・堤下与太郎は、突如世界の命運を託される。与太郎だけがプレイできる格闘ゲーム《アトミック・ブレイバー5》の海賊版に、世界を揺るがすシステムに関わる鍵があるという――。与太郎は、ゲームに勝って世界を救えるのか!? 正気じゃないエネルギーがあなたに呼びかけるエンタメ大作、誕生。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

犯人(?)が主人公のこと好きすぎるじゃん…と思いながら読んでたんだけどやっぱり最後も「ラブレター」とか言われててやっぱりね〜ってなった
「もう二度と会えないだろうけど俺たちはそんなベタベタした関係じゃないよな」「SNSも健康データも監視してた 下痢の日は心配した」とか言っててかなりおもしろい
主人公は完全に巻き込まれた被害者なのに優しい人でとても好き

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2026年01月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

格闘ゲームどころかゲーム自体をほぼしない自分にさえ、ゲームでの格闘シーンの描写に迫力があり、興奮しつつ結構理解できたような気がする。ただ、話の裏にある思想や背景がややこしく読み返してしまう事も多々あった。難しい話だった。最後のコマンド入力のまどろっこしい臭さ、拷問にあった後の立ち直りの早さなどのご都合主義的な部分がちょこちょこあったが、最後にジューシーと旅立っていく所は良かったので良しとしよう。

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2025年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

近未来SFが難しいのは、世界設定をある程度自由にできる反面、「この出来事は本当に起こりうる」と読者が納得するための足場が弱くなりやすい点です。現実を舞台にしたサスペンスが持つ緊迫感は、制度や常識という“枠”があるからこそ成立します。
『爆弾』シリーズは警察組織や裁判所という枠組みがあり、現代の東京という舞台があることで、緊張感がありました。『アトミック・ブレイバー』では、格闘ゲーム《アトミック・ブレイバー5》を物語の中枢に据え、平凡なサラリーマン・堤下与太郎がゲームを攻略して世界を救えるのか、というストーリーは格闘ゲーム愛好家には面白いのかもしれません。
しかしながら、堤下与太郎の争奪を繰り広げる、万能のようにも見える国家機関「平和安全庁」とそれに対する「神國立命會」と「ウリヨラ教」の使える力の差があまりに大きく、それを解消する道筋が丁寧に描かれていないことで、説得力が薄れてしまいました。
例えば、「ウリヨラ教」が与太郎を「平和安全庁」から奪取する蒲田の民家の場面。デリバリー業者が訪ねてきてこの場面で普通玄関を開けるだろうか?また、厳重な警戒の「平和安全庁」の施設に「神國立命會」はどうやって侵入し、どうやって脱出したのか?気にならない人は気にならないのかもしれませんが、ゲームのルールなど論理性が大事な小説の中で、どうやって与太郎を奪取するか、という現実ベースのかなり難易度の高いゲームでそこをスルーされてしまっては興趣が削がれました。
「平凡なサラリーマン・堤下与太郎がゲームを攻略して世界を救えるのか」という設定自体は面白いと思いますが、現実世界の動きがやや「ご都合主義」で引っかかるところがありました。
「爆弾3」に期待します。

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2026年02月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

スワン、爆弾ときて、次はどんなドンパチかと思えば なんと格ゲー(格闘技ゲーム)。ミステリー感もなく、警察との駆け引きもなく、ただただ格ゲー。好きな人にはささるかも。設定以外は誉めるところなし。これカテゴリーはSFなのかもしれないけど、格ゲーなので現代文学ということで。

設定:小型核爆弾が新宿や欧州各都市で爆発して、犯人は判らず、人類は他民族を信じられずに排外主義に陥った世界感。チップを耳や手に埋め込む人が大多数で、個人のモニターが政府によってされても仕方がないという世界感。さらに個人の暴走をモニターするために、脳内の配線を書き換えて人を殺すことをできなくする(ただし特権階級は除く)というプロジェクト。これを阻止する役目を与えられたのが我らが堤下与太郎。

近未来テクノロジーは簡単に地球を破滅させられる力を誰にでも与えることが可能。一部の暴徒による地球の破滅を防ぐには、各人のプライバシーの制限や禁忌事項の強制もやむなし という考え方は わかる気もする。法の支配に変わるテクノロジーによる世界が 未来には必然なのかも。特権階級の例外なしでお願いします。

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2026年02月03日

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