あらすじ
2014年1月からアニメ「恋歌」放送開始
「必ずきみを取り戻す」
エアハント士官学校を卒業した坂上清顕(さかがみ・きよあき)と、イリア・クライシュミットは、紫(むらさき)かぐらも所属するセントヴォルト海空軍最強の戦闘機部隊「ヴォルテック航空隊」に少尉候補生として配属された。国家的ヒーローである飛行隊長、レオ・ローゼンミュラー大尉をはじめとした荒くれものどもが集うこの部隊で、新たな仲間たちとの絆を育むふたり。
そして、「あの別れ」から一年後の夏。
セントヴォルト海空軍は、総力を結集して、大瀑布付近を遊弋するウラノス飛空要塞「カルキノス」の攻略に挑むことに。清顕は、かぐら、イリアと小隊を組み、大瀑布を挟んだ決戦に参加するが……。
時代のうねりに翻弄され、互いに引き裂かれながら七人はそれぞれの空を飛ぶ。そして流転の地での新たな出会いが、さらなる動乱のきざしとなる――。 第二部「第二次多島海戦争」開幕。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
序盤のお色気展開やバカ話がこれまでと話が切り替わったことを意識させるけど、空戦描写についてはこれまで以上の熱気を感じさせる。カーナシオンの空戦技術についてはやばいってことは前巻の描写から判ってはいたけど、ここまでとは。敵を侮辱する飛び方をする奴ってのは居たけど、空を侮辱するように飛ぶ奴って初めてじゃないか
そしてバルタザール。彼は何かしらの決意を込めて上層部に食い込もうとしていたようだけど、冒頭でその決意の一端が垣間見えたのかな。ていうか貴方が邪険にしている相手がエリザベート姫だからー!その雑過ぎる手紙が後々とんでもないギャグ展開を招きそうな匂いがプンプンするぜー!
ミオが邂逅した風呼びの少女。ウラノスではクレア・クルスではなくニナ・ヴィエントと呼ばれているのか。それはクレアとしての本心を全く出す事ができない状況にいることを示しているようで不安になる。
遂にこれまでのシリーズと繋がる予兆が見えてきた。カルエルや海猫さんもその内登場するんだろうか?
Posted by ブクログ
評価:☆4
時代のうねりの翻弄され、互いに引き裂かれながら七人はそれぞれの空を飛ぶ。第二部「第二次多島海戦争」、開幕!
練度の高いヴォルテック艦隊の強さ、そしてそれすらも凌駕する空の王カーナシオンとの空戦が見所。
酔っ払いイリアも可愛かったなw
ライナがこれからどんな行動をとるのかも気になるところ。
最後にあの方が登場するのは予想外。こうリンクさせてくるとはなー。
Posted by ブクログ
まさか、ここで恋歌とつながるとは思わんかった……。恋歌の中の空白の時間のできごと、ってことかな? まあ、あまり前シリーズのキャラたちが出張るのはどうかと思うが、ちら見せ程度ならニヤニヤできるからいいかな。
途中の空戦シーンが、私には微妙にわかりづらかったけど、映像だと綺麗なのかなぁ? これがアニメになるわけじゃないけどw
恋歌のアニメは素直に楽しみにしています。今回はちゃんと声優さん使っているしね!
Posted by ブクログ
「エリアドールの7人」を襲った悲劇から1ヶ月
それぞれの任地で、それぞれの役割を全うし
日々を決戦のために生きる彼らのもとへ
戦いの足音は刻々と迫っていた
生と死の狭間にあるつかの間の休息
仲間との日常、馬鹿騒ぎ
それはやがて訪れるかも知れない別れを忘れるための
強い酒にも似たひととき——
*
激戦
こういう話ではいつも思うのだけど
戦闘機の数が圧倒的に足りていなくて
なんでそんな数で大丈夫だと思ったの!?と
小一時間問い質したくなる
色々と理由はあるのだろうけど
積み込める数だとかなんとか
それにしてもウラノスと3倍も差があるとか笑いがこみ上げてきた!
しかも蹴散らしてしまうし!
そ、そんなに強かったんだ…と驚くと同時に
空の一族のくせに弱すぎでは?と思わなくもなく
種々犠牲がありつらい巻ではあったけど
かぐらさんが生きていて良かったと胸をなでおろす…
そしてラスト!
途中から誰が登場するのかはわかってしまったけど
お〜こんなところに!と再会の喜び
今アニメが放映されているからなおさら
ということは、お供でいた騎士はイグナシオ?
イグナシオがどうしたのかは、恋歌のラストでは忘れてしまった…
なんとなく飛空士シリーズは、同じ世界の中だけど
時代や活躍地域がお互い離れているイメージがあったので
もしかしたらシリーズラストは
オールスター登場からの大激闘になるのではと
ワクワクしている
とりあえず海猫さんが出て来たらそれだけで嬉しい
クレア、あそこ壊滅させてくれたらいいのに…←