あらすじ
待望のリブラリアン・ファンタジー、再始動。
マツリカが、キリヒトが、帰ってきた。
囚われた魔女を救うべく、仲間たちは雷鳴轟く山峡の砦を目指す。
風が唸り、雷が轟く「霆ける塔」に囚われた図書館の魔女・マツリカ。宿敵ミツクビの罠にかかり、閉ざされた山城で彼女を待つのは、夜毎降り注ぐ稲妻と奇妙な因縁を背負う砦の主。脱出の糸口を探るマツリカを、新たな謎と出会いが待ち受ける。一方遠く離れた故郷では、ハルカゼ、キリン、そしてキリヒトたちが、マツリカ救出のため立ち上がる。
彼らは、わずかな手がかりと研ぎ澄まされた知恵を武器に、雪深い山脈を越え、未踏の隠し砦を追う! 強靭な意志と絆が試される極限状況の中、マツリカは、そして仲間たちは、この絶望的な状況を打ち破ることができるのか?
メフィスト賞が生んだ弩級のファンタジー「図書館の魔女」。シリーズ最新作がついにそのベールを脱ぐ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
面白い! 待ちに待った続刊。
600ページ超の長編を囚われたマツリカを救出することのみに費やし、しかもそのほとんどが「謎解き」である構造。あらゆる知識が渾然一体となり、ひとつの光になる。それが途轍もなく面白い。
続きが一年以上先なのがつらい。
Posted by ブクログ
CL 2025.10.24-2025.10.27
マツリカを救いに行くために高い塔のキリンやハルカゼらが知略を尽くして場所を特定したりするのはもちろん面白いけど、やっぱり白眉はキリヒトが到着してからだね。かなり終盤になってからの登場で、もう読み終わりたくなかったよ。
早く続きを!
2年待てません。いえ、待ちますから必ず出してください。
Posted by ブクログ
待ってました!の続編。こないだのスピンオフ作品も良かったけど、やっぱこの高揚感は本編じゃなきゃ得られん。と言いつつ、主要メンバー以外をほとんど忘れているので、おそらくこれまでの作品と関連があるんだろうなっていう描写を見ても、なかなか前と結び付けられないのが残念。でも、単体でも十分に楽しめるハイクォリティ。満を持してのキリヒト登場も、相当に熱い。帯で続編がはっきり宣言されているけど、2027年か~。きっとその頃には、本作の内容もほぼ忘れてしまうだろうから、今すぐ読みたいんだけどな~。でもとにかく続きが楽しみ。
Posted by ブクログ
マツリカの隠し方は想像つかない所から物語に引き込まれていた。
途中難しい箇所もあるが、程よい負荷で読書できた達成感がある。
「真上から焼菓子を眺めていると、ずっと乾き切った口内に唾液が湧き出てくるほかにどうしようもなく湧き出てくるものがあった。」
食欲は人間の本能であり、それを意志の力ではねつけた。切なかった。
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相変わらず難解難読の言葉が多い。
なかなかキリヒトが出てこない。はるかぜの発想とかちょっと飛躍を感じるけれど、世界観が好きなので続編を待ちたい。
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場所の特定までは地学、救出作戦は地理(気候)の知識と、これまで学んできたものってこうやって実践になるんだなぁと大変面白く読んだ。もちろんいつもの高田先生として言語学も混じる。
なぜわざわざこんな難しい言い回しをするのか?と前から少し思っていたが、この物語の雰囲気というだけではなく、「赤」は「赤」をもってしか言い表せないように、あらゆる言葉は完全な言い換えができるものではない、というやりとりで腑に落ちた。
マツリカが断食して限界に近づいた際、文章も平易に一文が短く改行が多くなったのは、マツリカの頭が回っていないことを視覚的にもわかりやすくしていて、苦しみがダイレクトに伝わってきた。
キリヒトが武力チートすぎるけど、信仰に厚いという部族の設定がここに生きるか!と膝を打った。そもそもミツクビに忠誠を誓っているわけでもあるまいし、螺旋階段で敗走してそのまま逃げるかと思ったが、そこにダメ押しという形か。
仲間が増えて、紅花とキリヒトのやりとりなども今後気になるところ。
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お待ちしておりました!
2025年はこの本を読むために既刊再読もあり前日譚もありで、とても充実した年でした。
★5はつけすぎの感もありますが、期待値を裏切らなかったのでちょいおまけ(笑)
Posted by ブクログ
待ち焦がれていた続編!!
期待を裏切らないおもしろさに読み進める手が止まらない、止まらない。過去の2作ともども、また繰り返し読み返してお世話になるのでしょう。
それにしても、この先生の知識量はどうなっているのか。
緊張と脱力のリズム、そしてそのなかに描かれる歪みもたまらなく好き。
まだまだ回収されないことばかりだし、新章の序盤の物語でしかない。
これじゃ終わってないよ! はやく、早くつぎを!
Posted by ブクログ
何年待ちましたか。そして、冒頭から「高田節」全開で、スマホが手放せない。嬉しい。
懐かしい人物が次々と登場するので、「総集編」感がいっぱいになる。高田先生はこれでこのシリーズを終わりするおつもりかもしれない、って思う。
今回新登場の紅花(ホンホワ)がとてもいい。そして、「つづく」っ!
ただ、主要人物紹介欄にキリヒトの名前がないことだけは納得いかない。
Posted by ブクログ
わずかな手掛かりからマツリカが囚われている塔を見つけ出した時はゾクゾクした。
それからどうやってマツリカを救出するのか。
天候すら見方につけたような作戦はアッパレ。
次作はいよいよミツクビと直接対決かな?
キリヒトがたくさん登場してくれたら嬉しい。
Posted by ブクログ
はあーー!!
じりじりとした前半から後半の後半に怒涛の展開。
やっぱりこうでなくては…!となりました。
どうなるんだろう、これからどんな駆け引きが。
また続きを楽しみに待つことにします!
Posted by ブクログ
待ちに待った続編。
マツリカ、ハルカゼ、キリン
そしてキリヒト!
一冊目上下巻は二度読み込んでいて再開するこの日を待っていた。
「烏の伝言」のキャラクターも今回は大活躍。ずっとこのシリーズを読み続けていた甲斐がある。
マツリカのミツクビとの闘いはまだ終わらない。
紅花という仲間(悪友?)も得てこのまた次へと続くそう。
また気長に待っていましょう。
Posted by ブクログ
今回の推理パートのメインはハルカゼ。マツリカパートでは色んな真相が…。
キリヒトが何者かわからなかった1〜4巻、いきなり剛力の話が始まった前作と比べてちょっとインパクトは弱め。
ものすごく期待度が高かったので、この終わり方は良くも悪くも驚き。
Posted by ブクログ
ついに出ました。
一ノ谷陣営のマツリカの居場所探しで徐々に分かっていく流れも楽しく、間のマツリカの囚われ生活も面白かったです。
そしてキリヒトが登場してからは怒涛の勢いで読み進めてしまいました。
キリヒトが来てからのマツリカのテンションの違いが良くてニヤニヤしっぱなしです。
そして早く2027年になってくれませんかね。
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9年待ったよおおおおおおお
キリヒトとマツリカ様がまた会えてふたりだけの言葉でいつもみたく「話して」るのが嬉しすぎて後半100ページくらいずっと泣いてたわ。(情緒不安定)
ヴァーシャもエゴンもワカンもほかのみんなも相変わらずで、みんなで早くお家に帰って美味しいもの食べてほしい。
あとわたしは紅花ちゃん推しです。かわいいいいいい!!
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面白かった…!ずっと心待ちにしていたので期待も高かったけど、とても面白かった…!読む手が止まらなかった。
残されたわずかな手がかりや、アキームの素朴な言葉がきっかけとなって、マツリカの囚われている場所を絞っていくのがすごかった。ハルカゼやキリンはもちろんすごいけど、全員がマツリカ救出のために動いている姿に心が熱くなった。
これまでのシリーズのキャラクター大集合という感じで大満足。ワカンとエゴンはあれきりだと思っていたけど、嬉しいサプライズだった。ちょろちょろ、の仕掛けに驚かされた。
特にキリヒトが帰ってきたのが嬉しかった。キリヒトの天然な感じは相変わらずだけど、「全員切る」という選択肢が浮かぶのが、やはり「キリヒト」なんだな…と思った。マツリカとの数年ぶりの再会で、お互い万感の思いだろうに、交わされる言葉がほとんどないことに、かえって絆を感じた。ヴァーシャも相変わらずでなにより。
ミツクビの目的がわからず、とても不気味。洪鈞がミツクビに何を言ったのかも含めて、早くも2027年に出るという次巻が待ち遠しい。
言語学的な内容や地質学、政治、軍略など、細部に至るまで練られていて、正直に言えば半分も理解できていない気がしている。それでもこの世界や物語に強く惹きつけられるし、何度でも深く楽しめるような、そんな魅力がある。
Posted by ブクログ
ミツクビとマツリカの駆け引きというところまではいかなくて,とりあえず囚われたマツリカの救出劇.登場人物総出での活躍.新しく紅花という女性も加わって最後はやっぱりキリヒトの登場.待ってました.
建築物の仕組みや地層学天文学とあらゆる学術的な根拠を示しながら魔法ではない世界を構築するのはお見事だけど,なかなか理解がついていけないのが残念.
Posted by ブクログ
高い塔の魔女であるマツリカがなんと山塊の奥に立つ天鼓楼に囚われの身となった。アルデッシュの山塊の北麓のストユリタイ僧院を訪れた時に略取され、このどことも知れない山塊の奥に立つ山城に幽閉された。しかし、城主は気品があり長身の人物で正絹の長袍を着ていた。ただしその声帯は潰されていたので、そのため、訥々としたしゃべり方で、またニザマの手話を使う…。マツリカを略取された高い塔の面々は救出に全勢力を傾けるが、はたしてこの山砦を見つけ出せるのか?どうなるマツリカ…。
Posted by ブクログ
広げた大風呂敷がきちんと畳まれてゆく快感。お見事でした。
序盤から「どうなっちゃうの?!」という展開。何よりも、知らない世界のはず、実在しない建造物のはずなのに想像ができる、緻密な描写が読んでいて楽しかった。
ストーリーは囚われたマツリカとその救出劇、なのだけれどその圧巻の666ページも次なる物語の序章でしかない壮大なスケール。
年単位で待てる、待ちたい、大好きなシリーズです。続きが今からもう楽しみ。
Posted by ブクログ
一読目は結末まで一気に読みたくて、途中の細かい解説部分は斜め読みしてしまいました。
最後まで読んで安心したところで、飛ばしてしまったマツリカと紅花との交流や、救出する一ノ谷の面々の動きや洞察などをじっくり読み再度味わいました。
続きが待ち遠しい。
Posted by ブクログ
マツリカとキリヒトの再会。待ち望んでいた。
ずっと塔に囚われたマツリカを救出する話だったけれど、どうしてこんなに面白いのだろう。
キリヒトが出てきてからの安心感は半端ない。相変わらず強すぎて・・・。
ついにミツクビとの全面戦争か、というところで終わった。続きが早く読みたい。いつになるのかな。
Posted by ブクログ
霆けるなんて漢字、40数年生きてて初めて見た。言語学者すごい。口絵の部分のザラザラした高級そうな紙もすごい。(語彙力ゼロ)
強大な敵と戦うなら人脈を広げて味方を増やすのは当然のことだけど、手話を解し美味しい料理を作れる紅花を引き入れられたのは大きい。
キリヒトが強くなりすぎてて驚き。
それまでずっと文語体というか古典調な文体だったのに終盤に突然「階段みたいな」で二度見か三度見した。
Posted by ブクログ
久々の本編。
ここから、また大きくストーリーが動き出す序章となる一冊だった。
ただ、久々すぎて登場人物がどこの誰やらほとんど思い出せないまま読み終えてしまった。こりゃ、最初から読み直さなきゃね。
あと、言い回しや語彙が今まで以上に衒学的というか講談調というか、ちょっとやりすぎ感があって、物語の勢いを削いじゃってる気がした。好みの問題なんだろうけど。パッケージと中身のアンバランスさを感じたなぁ。
Posted by ブクログ
前巻『烏の伝言』が刊行されたのが、なんと10年前だと、、、!?
先日、いわゆるエピソードゼロ的な巻が読めたと思いきや、待望の『霆ける塔』のリリース。
ありがとうございます。2025年。
しかし、「霆(はたた)ける」なんて、予測変換では出てきやしない。
夜毎「雷霆」に包まれる塔。
その中で、マツリカが幽閉されてしまうという話。
いやあ、相変わらず、世界描写がすさまじい。
どうして「雷霆」が塔を撃ち抜くのか、なんて、ファンタジーだからの一言では終わらせない。
そうして、矢の一本、石の一つを手掛かりに、キリンとハルカゼはマツリカを追ってゆく。
一方で、一の谷が西洋なら、二ザマは東洋なのか。
今作では、二つの文化の違いが、まるで現実世界での西洋と東洋の対比であるかのように展開されるのも面白い。
クライマックスはドキドキしすぎて、辛かった。
次は2027年らしい。またしばらく待ち時間かな。
Posted by ブクログ
ようやく読み終わったー!言葉の探り合いは前と変わらず面白かったけど、塔に囚われている時間が長く、読み終わるまで時間がかかってしまった。
そして、自分のせいなんだが、前の巻を読んだのがだいぶ昔のため、なんでマツリカが囚われているのか、キリヒトは何をしていたのか、前後のストーリーが全然思い出せなかった、、、。
そしてそして、まだまだ完結は遠いのね。今回で完結かな〜ぐらいに勝手に思っていたが、そもそもまだ戦ってすらいなかった、、、マジか。
前後がわからないと面白さ半減なので、次は完結したらイッキ読みとして手に取ろうと思う。
もっとマツリカとキリヒトの交流が見たかった。