【感想・ネタバレ】耳袋秘帖 新宿魔族殺人事件のレビュー

あらすじ

宿場町の内藤新宿で、やくざが次々に殺害された。大石田一家率いるブケの千蔵と、大橋本一家の陣五郎親分の抗争のさなか浮かび上がってきた、忍びの者の影──「ふまのもの」とは、いったい何者なのか? 荒ぶるやくざ者たちを恐慌に陥れた連続殺人事件に、根岸肥前がシリーズ最大の大捕物で挑む! 佐渡奉行時代の根岸が金塊の密輸事件の謎を解く、短編「黄金の海」を新たに収録。殺人事件シリーズ第7弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

殺す側に哀しい事情が内包されているタイプの話だった。
とはいえ
最後に殺されてしまう弟と
(結果的に全員死んだとはいえ)復讐半ばで逃げて逃げ延びた姉と
ホントに哀しいのはどっちだろうな
なんて考えたりもした。

冒頭の茶屋の遣り取りがちょっと意味深だったのが
なるほどそこに繋がるのか、と感心することしきり。
最初は坂巻のことかと思ったんだけどな(笑)。

最後におたかさんが
「200年後の内藤新宿は…」と語り出したのにはちょっと噴いた(爆)。
まぁ確かに当時の内藤新宿とは比べ物にならないけど。

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2014年03月05日

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