あらすじ
エミディオと家族同然に育った辺境伯令嬢アデル。大切に思うけれど、彼が好きなのは妹で……。なのに、夜な夜な私の部屋を訪れるのはなぜ?「絶対に俺のものにする」蕩けるキスと執拗な愛撫に甘い痺れが全身を駆け抜ける。まっすぐに想いをぶつけられ、淫靡なときめきから逃げられない。獣人の血を引く彼が、本能のまま求めていたのは私!?けものな騎士の一途すぎる執着愛!
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長女と獣人であるがために
『魔法使いハウルと火の悪魔』(『ハウルの動く城』)のソフィを彷彿とさせるヒロイン
長女らしく真面目で、自分の希望を諦めてでも役割を全うしようとする、という性格がまさに!でした。
それでも、ヒーローに対する恋慕だけは諦めきれなくて、紆余曲折を経て幸せになる過程がもどかしくも好きでした。
一方、獣人(正しくは獣人であった先祖返りしたな人間)のヒーローは、その生態がよく知られていないのと、自覚がないまま本能のままに行動するため、ヒロインを振り回しています。
本格的なえちシーンはそれほど多くなかったけれど、獣人のスキンシップが濃厚で、いや、満足でした。
この二人の間には、どんな子どもが生まれるんでしょうね(ワクワク)
大変よい。
作家さん買いです。
エミディオがかわいすぎる。大型犬の風情がありますよね。いいなぁ。
こんな風に本能で求められるのとか超かわいい。
しかもすりすりしてくっついて寝るとかどれだけ犬っぽいのか!(無類の犬好き)
アデルの葛藤も共感するところが多くてとてもよかったです。
夢を叶えられて本当によかった。いいご家族ですよねぇ。本当によいお話でした。途中でどうなるどうすると思いましたけども。
この夫婦の子ども達の話も読めたらいいなぁ。
次の作品も楽しみです!