あらすじ
類稀な聖女の力を持つマリー。しかし、幼い頃から王家ぐるみで“偽物”と思い込まされながら力を搾取され、後ろ盾の強い公爵令嬢・エレオノーラが聖女に仕立て上げられていた。そんなある日、マリーは神のお告げを聞き、自身が転生者だと知る…! 理不尽な状況から目が覚めると、利用される人生は終わり!と決意。偶然出会った他国の皇子リヒャルトに助けられ、国を出て第二の人生を歩み始める。その頃、マリーの力を失った祖国は魔物に襲われ大混乱! エレオノーラの化けの皮もついに剥がれ…。マリーは新たな国で真の聖女として返り咲く――!
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んむ、
綺麗にすっぱり纏まりましたな!
冷遇されている行は短く簡潔に、
後はスピーディーにザマァ。
ヨシ(๑•̀ㅂ•́)و✧
初めから終わりまでテンポよく話が進み面白かったです。前世の記憶を取り戻した後のマリーがとても快活で素敵な女性で、女嫌いのリヒャルトが一目惚れするのも当然ですね。
リヒャルトの献身ぶりもいい感じでした。
ただ、表紙の女性はマリーだと思うのですが、黒髪黒目じゃないので違うのかな?
男前な聖女
型破りで男前な聖女であるヒロイン。真っ直ぐに自分の希望を貫いて、ヒーローと幸せになりました。元の国の王太子が頑張ったのは良かったですね。腐った王族、教会の中で、ただ一人だけ、間違いに気がついたわけだし、王族の責任も持っていたわけなので。
腐った人間たちはそれぞれに罰を受けて大団円。神様も一安心ですね。