【感想・ネタバレ】団地の恋人 きみを待つ優しい時間のレビュー

あらすじ

想乃は駆け出しの絵本作家。次作が決まらず悩んでいたある日、遠縁のおじさんから古い団地の一室を相続する。
その団地には小さなカフェがあり、異界から来たお姫さま・ユリアが明るく働いていた。

お魚のパンや、こけももジャムのクッキー、ミルクに浮かべたふわふわクリームパン。ユリアが作るお料理は、どこか不思議で、けれどあたたかく美味しい。

月に一度、満月の夜。ユリアはドレスを着ておめかしし、大好きな国王陛下をお迎えする。
自分たちの絵を描いてほしいと頼まれた想乃は、優しく恋しあう二人の姿を、スケッチブックに描き留めてゆく。あのとき団地で起こったこと、恋も友情も、涙も笑顔も、輝く奇跡も全部……。
現代のおとぎ話。

「わたしは待つのが辛くなったとき、ごはんやお菓子を作ると気持ちが落ち着くの。
あの人に作ってあげたい、この人に食べてほしい。そんなことを考えながらお鍋のスープをかきまぜたりパンを丸めたりしていると、だんだん楽しくなるのよ」

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Posted by ブクログ

絵本作家である女性がとある事情から現代の団地に移り住んでいるお姫様と交流を深めていく物語です。

時間がゆったりと流れていく描写がとてもいいですね。同時に出てくる料理の数々もおいしそう。ほのぼのとした雰囲気がよく表現されています。

しかし、この物語はそれだけではありません。現代のおとぎ話と紹介がありますが、少しSFっぽい要素が混じっていました。この点は読者によって評価が分かれそうですね。
個人的にはこんな感じの少し変わったテイストの作品は好きですが、純粋にファンタジーとして読みたいと思う方は不満に思うかもしれません。

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2026年08月15日

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