あらすじ
旭川にアイヌの人々が古来より畏れる〈黄泉の森〉という禁域がある。大手ホテル会社が森のリゾート開発を始めたが、それは地獄への呼び鈴だった。現場から作業員は次々と消え、残されたのは「何か」によって無残に蹂躙された痕跡のみ。警察はヒグマの仕業だと断定したが、既存の生物の仕業とは考えられなかった。禁域のそばで7年前にも一家行方不明事件が起きていが、今回の事件と繋がりはあるのか。唯一の生存者である外科医の佐原茜が未知なる生物〈ヨモツイクサ〉の謎に挑む。戦慄のバイオ・ホラー、待望の文庫化!
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Posted by ブクログ
この物語に出てくる虫が苦手だから、途中で読むのを断念しようかと思った。
でもせっかく買ったしな〜と何とか読み進めていって、最後の方の留守電を聞くシーンで衝撃を受けた。
主人公がやたら強いのも、医者はやっぱり逞ましいんだな…と納得してたのでまさかそういう理由だとは思わず。気持ちよく騙されて嬉しい。
Posted by ブクログ
【2026年81冊目】
禁忌とされる森で開発作業を進めていた作業員たちが、食いちぎられたかのような姿で発見される。解剖にあたった外科医の茜は、仕事というだけでなく並々ならぬ思いを抱えていた。茜の家族は禁忌の森の近くの牧場で住んでいたのだが、数年前に神隠しにあったように姿を消してしまっていたからだ。家族を亡くして以来、喪失感とともに生きてきた茜に、北海道最強のヒグマの存在がちらつくが…。
なぜか、北海道に向かう道すがらに読み始めてしまい、完全にチョイスミスったなと思いながら読み進めていました。全国的に熊が出没しててマジ怖いのに、なぜ読み始めてしまったのか…。
前半はマジ、熊怖いしかありませんでした。ヒグマの生態系とか結構ちゃんと書いてくれてるし。絶対勝てないじゃん、なんで私狩猟免許も持たずに北海道向かっちゃってるのとか思ってました。
途中から「あれ、そんな話なの?」となり、「なんか都合良すぎないか〜」とか思いつつ、でも先が気になるので読んでたら、横っ面はたかれましたね。やられました笑
戦闘シーンがちょっと長くてダレてたんですが、最後でちゃんと戻してきました。やるなぁ…
貴志祐介さんの「天使の囀り」を思い出させましたね。面白かったです。