あらすじ
中学生、高校生に向けて、本の読みどころや、読むときに有効となる視点などをブックトークの形式で紹介し、読書案内としても使うことができる。また、後半部では、さまざまな読書会の進め方や、国語の新学習指導要領とも深く関わるOECDのPISA型読解力を身につけていく上で、読書をどのように活用していけば良いのかについて解説している。
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Posted by ブクログ
1時間目・理科、2時間目・古典、、、と学生の時間割のようにテーマ分けしているのが良い。紹介している本は中高生向けかもしれないが、大人も充分楽しめる。
個人的に、課外活動・部活のテーマが良かった。いわゆるスポ根小説だけで無く、ブラック部活や、部活が出来ない人の視点で描かれた作品なども紹介されており、同じテーマでも多角的な視点でいろんな作品を読み分ける重要性を感じた。
Posted by ブクログ
仕事の上で気になって読んでみた本。
ブックトークを作ることで読解力が身につくという考えは、よく理解できる。経験してきたから。
子供たちに本を紹介するとき、事前に知っていることが含まれていることの大切さ。
バッハの幅さんも言っていたけど、とても大事だと思う。
知らなきゃ、興味持つわけないもの。自分だってそう。
読みたい本が増えて困った。
『高校生のための ゲームで考える人工知能』
『AI(アイ)のある家族計画』
『バンドガール!』
『和菓子のアン』
Posted by ブクログ
大変面白く読んだ。第一部は著者によるブックトーク。
ブックトークは、あるテーマのもとにつながりを持った本を集め、シナリオを組み立てて紹介するものだ。この本では「コーヒーを飲みながら読みたい本」「ピアノの音を表現する」「怪談の作られ方、楽しみ方」なものテーマに合わせ、小説、ラノベ、マンガ、ジュニア新書、などを自在に組み合わせ、シナリオを展開する。「読んでみたい」と引っかかる本が随所に出てくる。よくこれだけのエンタメ本を読んでるな…。
第二部は、ビブリオバトルやブックトークなどの読書を促進するイベントの紹介や、なぜブックトークがPISA型読解力や新しい指導要領に合致したものだと言えるかの考察。先生向けの内容かと思う。知りたいテーマに沿って読む、既知と未知を関連づけていくという知識の部分と、テキストを要約したり整理するなどの編集作業の部分。「面白かった」の一歩先に子どもたちを進めてやる実践と論理的な裏付けだった。
Posted by ブクログ
ブックトークの形で教科をテーマに数珠つなぎに紹介される本たち。
小説以外のものも多く含み、本を読む楽しさや本を選ぶ広がりを伝えてくれます。
子どもたちに本を手渡す人にも必読の書。紹介されている本はどれも、店の棚に並べたい!
Posted by ブクログ
昔から娯楽のための読書ばかりしてきたという自覚があり、アラフォーと呼ばれる年齢になっても、難しい内容の本、真に学びになるような本を読むと、まったく頭に入らないことに焦りを感じ、本書を手に取った。
中高生が読むべき本のテーマを11種類に分け、その一つ一つに学校の授業の名前がついている。たとえば戦争について考える本なら「国語/総合学習」、和菓子について考える本(!)なら「家庭科」。この作りが面白く、一章ずつのテーマも明確で読みやすい。
Posted by ブクログ
読書でコミュニケーションをはかるやり方は割と沢山あって。
読書会、輪読会、ビブリオバトル、リテラチャーサークルなどなど。
その中でも今回はブックトークというやり方を知ったのだけど、テーマに沿って複数の本を選びながらシナリオを作っていくという流れ、結構面白い!
第一部ではこの方法に沿ってテーマにまつわる本の紹介があるのだけど、文字にするとテーマ設定の面白さがちょっと薄れる気がする。
何冊か買うことにしたけど(笑)
ビブリオバトルのように、表現の仕方を工夫すると、さらに魅力的になるように思う。
第二部として、ブックトークがいかに新学習指導要領やPISAと結びつくかが述べられている。
こっちは学校関係者向きかな。
ただ、丁寧に参考文献が挙げられていて、そろそろトゥールミンに手を出すべきかと覚悟をしはじめている。(お高いんよなあ……)