【感想・ネタバレ】人間通になる読書術・実践編のレビュー

あらすじ

人を読書に向かわせる知的好奇心は、自分自身を成長させる原動力である――当代きっての読書人・谷沢永一による画期的読書案内・第二弾。第1部では、勝海舟『氷川清話』、三島由紀夫『小説とは何か』からM・ヴェーバー『職業としての政治』、セネカ『人生の短さについて他二篇』まで著者が厳選した44冊の「ここが読みどころ」という要所を紹介。読者が読まなくても、精髄が理解されるように工夫されている。第2部では「虚名著には手を出すな」「読書の習慣はいつから初めても遅くない」「難しい本に負けないためには、すべてをわかろうとしない」「本は身銭を切って買うもの」「読みたい本を自分で選ぶ」など人生を豊かにする実践的読書術をアドバイスする。また「活字離れのウソとホント」「ミリオンセラーの意味について」「書評の勘どころ」など著者の意見は、読み手にとどまらず出版社への提言にまで及んでいる。 今後の読書が楽しくなる一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ある意味斬新なブックガイドといっても
過言ではないことでしょう。
なにせ「読まなくていい」
と明言してしまっているのですから。

この本が面白いのは
まじめな本ばかりではなく
推理小説が出てくること。
片方はそこそこ有名ですが
もう片方はあまり有名にはなりませんでした。

ほとんどはお堅めだけれども
それでも、よくよく噛み砕いていくと
現代でも当てはまる要素があるんだなと
感じてしまいました。

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2017年01月09日

Posted by ブクログ

第?部は、おすすめの本のエッセンスが、かなりコンパクトに、しかも多数の本についてまとめられていて、それらを読んでいるだけでも楽しいが、第?部の中身には、本好きな人、読書人にとって、なるほどと思わせることが書かれていて、ここを読むだけでも、納得でき、元気が出て、また頭も整理できる。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読書とは食事のようなもの。
教養と智慧は交差しない。智慧には実生活の体験が必要。読書は暗示、補助程度。
歴史を勉強して損した人をみたことがない。温故知新。

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2012年02月12日

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