あらすじ
アメリカの大学で微生物学を学ぶ倉科礼央は亡くなった名誉教授の研究室を片づけているとき、ある一冊のファイルを発見する。そこにはアマゾンの奥地に暮らす原住民たちの間で飲まれている「万能薬」の存在が記されていた。礼央はそのレシピを入手し「万能薬」を製造した結果、末期癌だった母親が完治してしまう。不治の病も治す万能薬の存在。それを巡って陰謀が蠢き出す!
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Posted by ブクログ
面白かった!映画のようだった!
万能薬を手にした者、関わった者の運命が書かれており一気に読んだ。ただ万能薬として扱えば、平和な未知の部族のように幸せに過ごすことができる。それを利権や、はたまた宗教の信者獲得の道具にしようなどとすると命を脅かす代物となる。文明社会においては開けてはならないパンドラの箱となるのだろう。そして殺人を犯した主人公もまた、犯罪者の息子·末裔であり、そんな父の息子であることを誇りすら思っている。放線菌に関わらなければ、そんな思考には至らなかったのではと思う。