【感想・ネタバレ】よき時を思うのレビュー

あらすじ

九十歳の記念に祖母が計画した、一流のフレンチシェフと一流の食材が織りなす、豪華絢爛な晩餐会。子どもたち、孫たちはそれぞれの思いを胸にその日を迎える。徳子おばあちゃんは、なぜ出征が決まった青年と結婚したのか? 夫の戦死後、なぜ数年間も婚家にとどまったのか? そしてなぜ、九十歳の記念に晩餐会を開くことにしたのか? 孫の綾乃は祖母の生涯を辿り、秘められた苦難と情熱を知る――。よき時、それはかつての栄光ではなく、光あふれる未来のこと。一人の命が、今ここに在ることの奇跡が胸に響く感動長編!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

決して庶民的ではない少し上級の話というのは、何か違和感を感じてしまうことがよくあるが、この話は全くそういう感じはなく、羨ましいとは思うのだが、詠んでいるうちにその空気感に馴染んで心地良かった。登場人物もたくさんいて、それほどキャラ立ちするわけでもないが、混乱することなく読めて、やはり心地よい。
四合院造りというのも、東小金井というのも魅力的だった。最後の三沢兵馬の話も魅力的。

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2026年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

気品ある家族の関係性を幸せに描いた作品。90歳の誕生日を迎えた祖母の願いとして、豪華な晩餐会が企画され、参加する家族の思いが丁寧に描かれる。読んでて幸せな気分に浸れるし、文章の間の余韻が素晴らしく、宮本さんらしさが満載されていて、充実した読書感が得られた。よき時とは、過去の思い出でなく、未来志向の言葉として意味づけられている。こんな家族関係は羨ましすぎて毒も無く、波風も立たない物語だけど、なぜか許容できてしまうのは不思議。

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2026年04月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

思ってた展開とはまったく違いました(笑)
読み始めからしばらく、ちょっと読むのをやめようかと思うくらい
何を読まされてるのか、この話に意味があるのか等々、疑問に思いましたが
もうちょっとと読んでるうちに
話に夢中になりました。
晩餐会の設定は突飛でしたが、その謎も解けていき、
いろんなエピソードは最後まで回収されないままではありますが
全体的に心があったかくなる話です。
そして最後までやっぱり読んでよかった。
冒頭と最後がこうつながるのか、
そして「もう心配しないことですよ。…」のことば。
この一節に今、私が出会うためにこの本は必然だったんだと
(大げさですが)思うしだいです。
また再読しようと思います。
その時々で、感じ方が違うんだろうなあと思います。

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2026年10月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

普段ミステリばっかり読んでるから最初の方は正直退屈で読み進めるのに時間がかかった。でもおばあちゃんの過去の話のところから面白くなった。大家の話で締めるのは意外だったけどよかった。登場人物が多いけどキャラクターがそれぞれ立ってて面白かった。

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2026年02月27日

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