【感想・ネタバレ】幽民奇聞のレビュー

あらすじ

明治新政府軍の来襲で家族や友人を失った二本松藩の少年タキは、人並外れた強さをもつ怪しげな「キ」と名乗る一団に窮地を救われ、秋姫という目の見えない老女の家に匿われることになる。理不尽な命令ばかりする秋姫と衝突してばかりのタキだったが、やがて奇妙な絆が生まれ始める。だが、政府軍の魔の手が再び迫り……(「鬼婆図探訪」)。その他、人語を話す大猿が書いた幻の書「狒々日記」をめぐる回想と証言を描く「夢狒々考」、争乱と復讐に満ちたとあるキの激動の半生「最後のキ」など全四編を収録。若き民俗学者・鶯谷玄也が、文明開化と共に姿を消した歴史の闇に生きる集団「キ」の痕跡を追う連作集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

その悲しみは語られることでむしろ濃くなっていく
「キ」の在り方は、とても象徴的だ
御屋形様は役目を終えたのか、それとも取り残されたのか
その曖昧さは言いようのないさみしさとして纏わりつく

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2026年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

移り変わっていく時代を後世から探しに行くような物語。人ではないものも人であるものも存在したけれど、未来からそれを見た時に「本当にそれは実在したんだろうか?」と疑問の余地が残って、残りながらも「実在してくれていたらいいな」と願ってしまうような郷愁の気持ちを感じさせるのがうまい。きっとこれからの時代でますます彼らの空気は薄くなっていくんだろうけど、それでもどこかに薄らと彼らがいることを信じたくなる。

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2026年02月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

(良)不気味な世界に迷い込んでしまいました。キについて調べる民族学者が主人公。キとの出会い、鬼婆に助けられた少年、狒々の日記、キの学校、キとしての役割、人と人ならざるもの、昔から続く裏稼業、人助け、仇討ち、何でも屋。主人公がたどり着いた人たちは。鬼婆や狒々は出会いたくないが実は優しい。感想が上手く書けないが怪しい雰囲気を楽しめました。

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2026年02月25日

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