あらすじ
古代史最大の論争「河内王朝論」。巨大古墳群が集中する和泉と河内は、ヤマト王権の真の政治的拠点だったのか。記・紀に描かれた王宮と王陵を混同せず、大王の王宮(政治センター)と、大王が眠る王陵(奥つ城)の2つの概念を提示する。古市・百舌鳥古墳群の造営が新興勢力の台頭ではなく、交通の要衝にランドマークとしてヤマト王権が意図的に築造した施策の一環であることを論証。「歴代遷宮」の歴史的意味を再考し、古代史観を刷新する。
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Posted by ブクログ
自分にはやや読むのが早かったかもしれない。
ヤマト政権の権力構造について、陵墓だけでなく王宮の位置も重視するアプローチで、記紀などを丁寧に参照しており、学説の紹介や批判も丁寧だが、ヤマト政権の成立過程のダイナミズムを著者がどう考えるのかについて、私にはいまいち理解しにくかった。