【感想・ネタバレ】さむわんへるつ 2のレビュー

あらすじ

ミメイのクラスメイト・水尾くらげの正体は、深夜ラジオ「月ミド」の有名リスナー。ネタメール投稿のために、共に行動するようになった2人の前に、新たな有名リスナー「えびのおすし」が登場! ライバルとして、えびとくらげは一触即発に…!! 仲裁しようとミメイは、ゲームセンターでの対決を提案するが!? そして、ついに「リスナー甲子園」が開幕する――…!!

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真面目で優秀な生徒会長・梟森未明(ミメイ)の唯一の弱点は「面白いことが言えない」こと。彼の心の拠り所は、深夜ラジオ番組“月ミド”へのネタ投稿でした。
ある日、同じクラスの不思議な少女・水尾くらげが、番組で名を馳せる伝説的リスナー「うなぎポテト」だと知ります。
ラジオを通じて結ばれた二人は、ライバルであり相棒として、真夜中の電波に青春を乗せていく――。

今作は、誰もが一度は抱いたことのある「認められたい」「誰かに届いてほしい」という切実な願いが、驚くほど丁寧に詰め込まれた作品です。
その想いは決して大げさに語られることはなく、深夜ラジオへの投稿や、不採用の悔しさといった日常の積み重ねとして描かれます。だからこそ、読者は自然と主人公たちの隣に座っているような感覚で、彼らの気持ちに寄り添うことができます。

また、主人公二人の「友情以上、恋愛未満」という絶妙な距離感もたまりません。
同じ番組を聴き、同じ話題で笑い、同じ悔しさを共有する。そんな「まだ恋と呼ぶには早い」曖昧な時間を大切に描いている点が、とにかくエモい!

YouTubeやSNSが主流の現代において、あえて「深夜ラジオ」という映像のないメディアを軸に据えている点も印象的です。
派手な展開はありませんが、そこには静かで確かな熱があります。読後、心に心地よい温度が残る一冊です。

「うなぎポテト」と「森にふくろう」。作中番組「月ミド」の大喜利コーナーを制すのはどちらなのか?
そして、ミメイはくらげに「面白い」と言わせることができるのか!?
二人の関係の行方を、ぜひご自身で確かめてみてください。

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感情タグBEST3

購入済み

相変わらず面白い

1巻が面白かったので購入しました
1巻は面白かったが、この内容では続けるのが難しいのでは…?と思っていたが、ストーリーの方向性が見えて先が気になる

2人の関係性が変らないのに面白いというのは新しいラブコメの形だと思う

#ほのぼの #エモい

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2026年04月16日

Posted by ブクログ

ライバル(投稿仲間)が登場、バトル要素も加わり、物語が動きだします。前巻にも増して小ネタの乱れ撃ちにやられました。

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2026年03月28日

Posted by ブクログ

傘を差すんじゃなく、一緒に濡れながら行くってのが好いね。大人からしてみたら、お馬鹿な光景に見えるんだろうけど、あの若いときにしか感じられない瑞々しい瞬間が愛おしてく堪らない。

そんでもって、風邪を引いてもボケ倒す水尾さんに的確なツッコミを入れるミメイ君がやっぱり面白かった。エモさと笑いの落差が心地良くて、もっと二人の掛け合いを見ていたい。次巻も楽しみにしてる。

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2026年03月26日

Posted by ブクログ

せっ、青春~!1ページに1回は挟まれる小ボケとツッコミに心地よく笑ってたら、唐突に青春挟んでくるからずるい。若中年はそういうのに弱い。帰ってこない青春に想い馳せちゃうタイプ。
「ばかまじめ」がかかるタイミング最高過ぎない?ラジオを題材としたゆるマンガなのに、熱い展開が繰り広げられるのすごい。リスナー甲子園の結果はいかに。

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2026年03月21日

ネタバレ 購入済み

バカまじめ

16話のバカまじめはあの頃のCreepy NutsのANNを聞いてた人に刺さる演出
舞台を見に行った人にはもっと刺さるのだろうな

#胸キュン #アツい #アガる

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

「さむわんへるつ」2巻。

すんごく青春しているな。ラブコメであることは当然なんだけど、このかけがえのない日常を過ごしているという感覚はジュブナイルに近いものがある。

ジュブナイルは好きなジャンルの一つであって、それはなぜかと言われたら自分にはなかったものであるからであって。それの追体験?いや擬似体験か、をさせてくれるので、好きなのです。その世界に入り込めてしまう。
その世界が物語が終わった時の喪失感はしんどいものがあるけど。お前には得られなかったものが一時的にでも体験できて楽しかったか?みたいな拒絶と否定。
DQⅤの映画のラスボス登場時に近いものがある。あれが酷評されているのは、そういう一面もあるのではないかなと思っています。
それ以上に観たかったのはシンプルにDQⅤの映画化で、原作にない要素を入れるなよ、というのがあるのは事実ですけどね。DQⅤでやらずに、オリジナル作品であれば良かったのに。
話題が逸れました。何かと脱線しがちなのが悪癖だとは理解しているのですが、やめられない止まらない。
こういう時に軌道修正してくれるミメイくんのような存在は貴重です。くらげが好意を抱くのもわかります。

…また、リアルの自分との差に打ちひしがれてしまうなぁ。まぶしいなぁ。


2巻で好きな掛け合いは#14の一コマ。
「子分じゃない!ミメイ君!五言絶句見せてやりな」
「子分でも漢文でもないよ…」
がお気に入りです。

こういうのにさらっと反応できる教養と瞬発力が羨ましい。
名コンビですね。

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2026年03月08日

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