あらすじ
客人のアテンドのため、新潟に向かった無量、忍、萌絵。
ヘリコプターから降りてきた客人は、インドの御曹司の少年だった!
彼は焼き物のかけらのようなペンダントを大切にしていて――。
新撰組のふるさとでの発掘調査。
遺物の声が聞こえず悩むさくらは、現場で剣道着の若者と出会い――。
ほか、カメケンのお花見、炎天下の緊急発掘など全4編を収録。
巻末には出土遺物を振り返る豪華図録も!
切なくて心に沁みる、思い出の短編集!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
カメケンに忍ちゃんがいるってだけで安心感と精神衛生面が大変よろしい。
それに、手段を選ばないような敵も出てこないし。
安心して読める。
遺物が盗まれたり、萌絵が体を張ったりすることに変わりなかったけど。
春夏秋冬、各一エピソードずつ収めた短編集。
ミゲルやさくらの掘り下げ話も興味深かったし、何より個人的に大好きな新選組(今回は井上源三郎さん絡み、と言っていいいかな)と縄文土器のお話でテンション爆上がりました。
忍ちゃんがいるから、無量も無邪気に子供と張り合ったり、ミゲルに先輩風吹かせていたり、忍ちゃんと探偵みたいなことして楽しんでいたり、大変可愛らしかったです。
こんな平和な時があったのだなと思うと、妙に感慨深い。
どのエピソードも大好きなんですが、個人的には春の話が桜と心中の話で、情景描写も美しくて印象的でした。
まさしく「掴みはOK」というやつで、してやられました。
巻末には、これまでの遺物をイラスト付きで紹介。
中にはその後のことにも触れてあるものがあって、これだけでも見る価値ありです。