あらすじ
自身の罪の原風景を描いた著者初の短編集
あの日の罪は今でも血を流している・・・
記憶の奥底で疼く傷・・・赦されることなく、風化することなく、疼き続けるその痛みこそが、作家の現在(リアル)を形づくる。
『惡の華』『血の轍』の押見修造氏が、自身の実体験を元に描いた回想録4編を収録!!かつてない“私漫画”短編集、登場。
感情タグBEST3
記憶が揺れそうです
ひろみ君、今だったら発達障害等と診断されそうです。表題の通り、彼に冤罪をかけてしまった、というのがずっと残っていたのでしょう。成年後に実家に戻り、その後の意外な?近況を聞いてからの展開が良いです。
足の話も実話でしょうか。そうでなくてもいいのですが。
美術部の連作、意外な人物に褒められるというのが良いのでしょう。ちょっと肥大化した自意識、この時期には特に持て余しそうですし。
あとがきマンガも、経験していないはずでもデジャヴを起こしそうな、そんな話でした。
Posted by ブクログ
藤本タツキさんが嫉妬する気持ちがよくわがります
押見さんはほんとうに、繊細なんだろうな
細部まで人の心を汲み取った漫画の描き方をする
こういう短編集が大好きなので
どんどんだしてほしい
Posted by ブクログ
押見修三先生の書くテーマが好きだ。
罪、罰、悪、性、嘘、暗くて重たい内容が多いと思う
この作品は作者の実体験と思われる罪悪に関する思い出を切り取ってまとめた作品である。思い出を切り取って物語にまとめるやり方は、いわゆる私小説の技法だ。
誰か日本の私小説家の作品を読んだ後の読後感に似てると思った。太宰治か、誰か。
自分の罪や嘘をあえて暴き出す、それが芸術になるという手法。
Posted by ブクログ
押見さんの人柄を知ることができる作品でした。真直ぐで、自分自身の心に嘘がつけない人だと感じました。中学時代の作品は、現在の押見作品を感じさせました。