あらすじ
子どもと一緒に参加したかるた教室で、希海は初めてかるたの札を払う。空を切り裂くように飛んだ札。指先に満ちた新鮮なエネルギー……。その記憶が強く刻まれた希海だが、「もうすぐ40歳になる」「暗記力に自信がない」「子どもがいるから」など、気づけば自分に言い訳ばかりして、競技かるたを始めることにためらっていた。かたや夫は、仕事と趣味の優先順位をつけようとするのだった。果たして希海が選びとった道とは? 今、自分の〈好き〉を手放そうとしている人すべてに捧げる物語。『ちはやふる』漫画家、末次由紀さん推薦!
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Posted by ブクログ
大人になってから始めて何かに打ち込むということはとても大変。母が書道を始めたのも確か弟の幼稚園時代だった。続ける苦労にすごく共感した。
Posted by ブクログ
ちはやふるの漫画にハマっていたこともあって、気になって読んだ。
競技かるたと、家族関係半々くらいで話しが進んでどちらも興味深かった。
よくある感じ夫婦間のいざこざと、仲直り。夫目線のストーリーも見てみたいなと思った。
終わりがけにお互いをパパ、ママではなく名前で呼びあってるところにいいなと嬉しくなった。
そして義理のお姉さんは嫌いだなぁ...
かるたに関してもかるた会や、決まり字、定位置などのちょっとした知識になるほど!と勉強になった。
エピローグ的なところで、A級になれてたことがわかって良かった。郁登くんもまたサークルでかるたをやり始めて、お母さんと一緒に練習...なんて楽しみな風景!
Posted by ブクログ
希海は幼稚園児郁登の付き添いでかるた教室にいき、競技かるたとで会う。一緒に通っていた息子は小学生になり、サッカーの方が面白くなり、また、勝てないこともあって、かるたはやめてしまう。
希海は自分だけかるた会に入会し、真剣に競技かるたに取り組んでいく。
妻の趣味に対して、理解のあるように見せているが、所詮趣味という認識の夫とのやりとりや子供の世話に消耗しながらも時間をかけて、少しづつ力をつけていく。限りある時間の中で、真剣に取り組む趣味としてかるたと向き合う希海を応援したくなる。
時間をかければ、いつかは夢もかなうし、夫も息子も認めてくれるようになるというエンディングで、読み終わってほっとした。