あらすじ
「あの頃のインターネット面白かったよなー」って人みんなに読んでほしいです。あの頃より圧倒的に面白い。
――ダ・ヴィンチ・恐山
爆笑のあとで襲い来る、怒涛の伏線回収。唯一無二の読み味です。
――上條一輝
子どもの頃に見た、あるテレビCM。
そこに映っていた女が、ある日から目の前に立ち続けている。
病院に行っても、除霊を受けても、消えてくれない。
彼女を取り除く情報を求めてネットを彷徨った筆者は、ある匿名掲示板のユーザーに辿り着く。
「悪魔情報」と名乗るそのユーザーは、やたらとオカルト的事象に詳しく、様々なスレッドに現れては、怪異に巻き込まれた人々を助けていた。
視界を覆う女も、彼なら――。筆者は悪魔情報が降臨したスレッドを収集し始める。
オモコロの人気連載がついに書籍化! これはホラー? ギャグ? それとも……?
匿名掲示板で繰り広げられる フェイクドキュメンタリーの新境地!
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Posted by ブクログ
オモコロで時々載っていた、悪魔情報なるコテハンとオカルト板の面々のお話。
2ch(現在は5ch)のスレッドを模倣した作品集なんですが、馬鹿馬鹿しさとインターネットの面白さの中にリアルとオカルトが混ざり込んだ作風です。
決してハッピーエンドじゃないんですよね、これ。むしろすっきり終わってることの方が珍しいような?ギャグ寄りだけどハッピーじゃないっていうところに、この作品の面白さがあると思います。人も死ぬし、解決もしなかったりします。うんこもいっぱい出てくるので上品ではないですが、まあオモコロですし……。
ホラーではまったくないので、怖がりな人も大丈夫です!……多分。
Posted by ブクログ
匿名掲示板のまとめサイト調で、いくつかのオカルト的な事件の顛末が描かれていく、モキュメンタリー形式のホラー小説。
毎回、導入はとても馬鹿馬鹿しいのに、それが街や地域を巻き込むオカルト災害に発展し、それに対して掲示板の住人たちが奇妙奇天烈な対策で(半ば自暴自棄に)立ち向かうという展開は熱い。
書籍化に際し、語り手を新たに設定しネット連載版を再構成しているため、収録されていない話もある。異界エレベーターの話などは特に好きだけど今回は未収録だったので、いつか続刊が出てほしい。
Posted by ブクログ
【自分用感想、ネタバレあり】
掲示板のやり取りがそのまま物語になっていて、初めて読むスタイルで面白かった。
悪魔情報=掲示板でオカルト内容を嗅ぎつけて途中から現れるオカルトマニア。その掲示板で途中から主導権を握り、話が進んでいく。
掲示板ばほぼ見たことないが途中で挟まれる匿名の名無しによるツッコミとかは現実の掲示板でのやり取りを見ているかのようで笑いながら読んだ。
元々は人に見えない幻覚のような人物が見えるという人物の悩みから始まるストーリーだが、今まで悪魔情報が出現した掲示板の内容が各章となっており、幻覚の人物が途中に出てきた宇宙人から連れ去られて記憶を消された芸人の思念体だった。というオチは発想力の凄さに驚かされた。
オカルト、ネット掲示板、雑学、都市伝説の要素がある変わった物語だったが面白かった。