【感想・ネタバレ】チーム 新装版のレビュー

あらすじ

“敗れた強者”学連選抜! ゴールの瞬間まで目を離せない

母校代表としての箱根駅伝出場を逃した大学の中から、予選で好タイムを出した選手が選ばれる「学連選抜」。
究極のチームスポーツとされる駅伝で、“敗者の寄せ集め”のメンバーは、誰のため、何を背負って襷をつなぐのか。
東京~箱根間往復217.9kmの勝負の行方は1?
ランナー達の葛藤と激走を描ききったスポーツ小説の金字塔、装いも新たに発進! 著者による「新装版のあとがき」を収録。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

箱根駅伝を舞台にしたストーリーはいくつかあると思うが、この作品は、大学としては出場を逃した選手のうち、予選で好タイムを出した選手が選ばれて出場するチャンスを与える"学連選抜"に焦点を当てている。

正直、学連選抜のことはほとんど知識がなく、
監督には11位のチームの監督がなり、12位と13位のチームの監督がコーチ役になるといったことも本書を読んで初めて知った。

ある意味、急ごしらえのチームで各選手の思いもちがう中、キャプテンとなった浦が、なんとかチームワークをよくして一丸となって優勝を狙おうとするために苦戦する。
1人、それを無視して自分のためだけに走ると公言していた山城が、走っている途中で脚を痛めたことで、計らずもチームや浦のことを考え始めるという、ストーリー。

学連選抜チームが2位になるという、あまり想定されない結論ではあるが、箱根を走っている選手の胸中が描かれていて、読んでいる方もドキドキしてくる。

あとがきによると、続編が出ているようなので、読んでみたい。

0
2025年11月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「だけど、山城 以外に走れる人間は」
「1人いますよ」
いきなり聞こえた 第三者の声。ドアが開き 門脇が 監督室の中を覗き込んできた。
「僕が走りましょうか?」
「準備はしてたから」
「俺、裏方をやるって言ったよな」
「裏方 ってそういう意味か?」
「ああ」 照れたように言って、門脇 が含み笑いを漏らした。「当然だろう、チーム なんだから」
「そうか」胸の中に温かなものが流れ出すのを感じた。

自分のためだけに走る。それは決して間違いではないが、それでできることには限りがある。誰かのためを思って走る時、人は一段 強い存在になれるのだ。
今のお前に必要なのはそういう気持ちじゃないのか?今のままでもお前の天才ぶりは大したものだが、今よりもっとすごいやつになりたいと思わないか?

0
2026年02月15日

「小説」ランキング