【感想・ネタバレ】閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書のレビュー

あらすじ

この報告書を絶対に読んではいけない――あなたの世界が恐怖に一変する読書体験!!
【このファイルは、先日都内で発生し、世間を震撼させたあの恐ろしい大量殺人事件の犯人の精神鑑定にあたった精神科医の記録をまとめたものである。これを読むことは、皆さんに対して予期せぬ精神的な影響を及ぼす可能性がある。そのため、決して読むことを強制しないし、読みはじめても皆さんが望めばいつでも途中でやめることも可能である――】

東京郊外で起きた大量殺人事件の記録には不審な点がいくつもあり、それは恐ろしい秘密の手がかりだった。犯人である八重樫信也の精神鑑定を担当した医師・上原香澄のインタビューから徐々に明らかになる事件の真相。犯行時の八重樫は「何」に怯え、一体「何」に襲いかかったのか。ずっと八重樫を見ていたという「ドウメキ」の正体とは?

医療ミステリーのヒットメーカーによるスマホ本ホラー『スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ』と対をなす、戦慄の読書体験!

※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

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ネタバレ

文字が大きいのでサラサラっと読めます。
めちゃくちゃ面白かったです。

最初、あーこれは黒幕あの人ね、カメラね、とかわかった気になって読んでたんですが、最後あなたって出てきた時にゾワっとして、終わり方も物凄く良かった。
語彙力がないので、読み終わった時の気持ちを上手く文章にできないのが残念です。
初の警告、途中ぜんぜん覚えてなかったのが、なんだか悔しくなってきました。

この作者さんの他の本も読みたくなりました。

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2025年11月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

スマホサイズの『スワイプ厳禁』を読んだところ、関連する本作品を後程発売するということで楽しみにしていたところ、本屋にて見かけて購入。

面白さを損いたくないため、あまりネタバレにならないように書きますが、最初分からずに読んでいたところ、こういう話やテーマに興味があり、とても好きな作品になりました!

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2025年11月17日

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ネタバレ

 現代のスマホ使用者へ送る警笛となる作品なのかなと。
 スマホを持つことは個人の情報を危険に晒すという事だと再認識する作品に仕上がっていると思います。精神科医が精神鑑定を行っていくという展開で、自身も容疑者と似たようなルートを辿っていることに徐々に気づき始め、最後は精神耗弱者と認定され、証言が闇に葬り去れ、巨大な組織により悪の人体実験は進められていくという展開が恐怖を誘います。
 そして最後には読者への罪の問いかけにも、読破した後の恐怖の余韻が胸をダイレクトに心揺さぶってくる感じが、たまりません。

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2025年11月04日

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ネタバレ

『スワイプ厳禁』を未読でも、なんの違和感もなく読めた。
軽い読み物が読みたい休日に最適な一冊。ちょこちょこ読んでも一日かからずに読み終えられるくらい読みやすくておもしろい。

怖いという感想が目立つけど、特に怖い内容とは感じなかった。
他人の壊れていくところが見たいなんて、確かにそんな人もいそうだし、ということはドウメキもあながちフィクションとは限らなそうだなと思った。
そういう趣味のためという訳ではなく、情報収集のためにスマホで盗聴盗撮してないとは言いきれない時代だもんね。

せっかくおもしろいんだから、イラストじゃなくて写真だったらもっと現実味あったのに、少しもったいない。

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2025年11月02日

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ネタバレ

モキュメンタリー風小説。
でも、これをモキュメンタリー風にした理由は最後にわかる。

途中いろんな資料がはいる。写真や、データなどをちゃんと読んで先に進む感じ。

フリーライターの八重樫が11人殺罪したあと、精神鑑定を受けている途中にボールペンを目に突き刺して自殺した。彼は意味不明なとこを言ってた。
精神鑑定した上原香澄医師は、自殺する直前に八重樫に託された。
何をどうしたらいいの?なにを託されたの?


八重樫は犯行の前電話ボックスの中で怯えて助けを求めていた。外に出してやると,ナタを奪って近くのゴミ置き場で暴れる(無人)
そしてそのあとその場にいた11人をナタで殺した。
面接で、「見ないでくれ!」「ドウメキがいる!」と騒ぐ。ドウメキはどこにいてもいて、彼を見ている。外でも,家の中でも、この部屋にも。

上原は八重樫の足跡を辿る。八重樫はフリーのオカルトライターだった。電話ボックスで発見されるまである廃神社に籠っていたと言う。そこに行ってみると謎の文章と、夥しい数のお札が貼ってあった。どうやら空いた穴を塞いでいるらしい?
さらに、八重樫が行ったという美し原ニュータウンという廃墟にも行ってみた。開発業者が作ったニュータウンはその後住人が減って今は立ち入り禁止の廃墟になっている。人口が減っていってたところに、ニュータウン内の病院が経営困難になり普通の総合病院から精神病院になってしまったり、ニュータウン内で10人以上の死者が出たりなどが原因らしい。
上原はそこであることに気がつく。


って話なのですが、
大いなるネタバレになりますがこれを読んで、
むかーし見た「トゥルーマン・ショー」を思い出した。
彼は華麗に一礼してあの世界を出ていったけど、私なら発狂するわ!!って思ってた。だからこれ読んで、だよねーって思った。
さらにさらにの、ラスト。
なるほど、そういうオチにしたいからこのモキュメンタリーにしたのね。って納得。

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2025年11月28日

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ネタバレ

スワイプ厳禁からの続編。

精神崩壊をし、亡くなった人々がこぞって言っていた「ドウメキ」の正体とは…

前作でドウメキの捜査を依頼した八重樫の精神鑑定を行った精神科医・上原香澄。目の前で残酷な死に方をした八重樫に後を任され、ドウメキについて調べるうちに、自分もターゲットになっていく。

ホラーだけど、正体は割と現代的でした。確かにそれはドウメキの瞳ですよね….
現代だからこその怖さがありました。

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2025年11月26日

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ネタバレ

都市伝説かと思いきや大きな陰謀が背後に隠されているというネタと、精神鑑定の面接によって真実に迫っていくという構成はとてもおもしろかったです。

個人的に残念なのが、ところどころ強調のために用いられているフォントがわざとらしいのと、ややポップな印象を受けてしまい、雑音のように感じてしまった点です。
いぜい太字とか、余白を多めに取るくらいでよかったんじゃないかな、と思ってなりません。

内容は文句なしでおもしろかったので、そこがもったいなく感じてしまいました。

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2025年11月24日

QM

ネタバレ 購入済み

ふ~~~なるほどね~~~そっちでしたか~~~たしかにちょっとゾクっとした。思い込みなのか、本当にそういう話があるのか。

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2025年11月22日

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ネタバレ

スワイプ厳禁からの続編。古から言い伝えられている伝説の中の怪物、百目鬼の話でホラーなのかと思ったら結末は全く違う、モキュメンタリーホラーでした。街頭防犯カメラとか監視カメラとかあるけど実際の普及率ってどうなんだろう。田舎に住んでるからあんまり見かけたことがないんだけど。でも最近、猫が空けた障子の穴から人が覗いているという事があったり、庭に宅配便の人が隣の家の荷物を持って入ってきたりしたので防犯カメラつけようかと考えてたので。話がそれたけど、視てる方も視られている方も、ずんやりだと精神的にやばいのかも。

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2025年11月10日

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ネタバレ

「スワイプ厳禁」を初めに読んでいたので、幽霊とか妖怪系の話かな?と思ったら、全然違った!さすが知念先生だな、と思った。期待して読んでよかった。

本文で語られる「あの大量殺人事件」は、八重樫が起こした事件のことかと思ったら、上原医師が起こしたものだった。
宇賀神先生、怪しいな〜と思ったら案の定。こういうのは、信頼している人が黒幕なんだ。

ということは。。「スワイプ厳禁」の槇は、「ドウメキの瞳」の会員によって殺されたのか。呪いかと思ったら、人間の仕業か。そっちのほうが怖いだと思った。

はじめの「警告」にも意味があった。大量殺人事件の真犯人は、読書である私たちだった。

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2025年11月08日

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ネタバレ

タイトルから惹かれて読み始めたものの、前半ホラー要素が強く離脱しかけました。
ただ読みやすく展開も早いためどんどん読めてしまい、後半はミステリーっぽくなってきたのでホッとしました。
腑に落ちる最後で好みです。

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2025年11月07日

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ネタバレ

テンポも良くフリも絶妙だからこそ引き込まれました。
最後は読者が同じ状況になるようにもっていくんだろうなと思いながら読み進めていくうちに、深水黎一郎さんの最後のトリックがチラついてしまったので、本来であればラストで畳み掛けられるはずなのに、逆にそれでさめてしまいました。
この一冊だけでの評価をすれば星5でも良かったと思います。

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2025年11月06日

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ネタバレ

読んでて不安になるような本でした。陰謀論とか都市伝説とかを信じる人はこの話読んで怖くなりそう。
「常に誰かに見られている」と思うと人はそのうち狂うらしい。お医者さんが書いてるからどこまでほんとでどこからが嘘なのかわからないのがまた怖い。

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2025年11月05日

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ネタバレ

現代ならではのホラーだと思った。伏線回収しきったと思ったところでまた回収とプチどんでん返しをくらった。

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2025年11月04日

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ネタバレ

「スワイプ厳禁」ではどこか引っかかりを覚えていたものの、「閲覧厳禁」の結末でその違和感が見事に回収され、思わず鳥肌が立った。

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2025年11月02日

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ネタバレ

うーん……?怖いのか?怖くないのか?
ホラー味が都市伝説からネット監視になった途端になんか怖くなくなった気がする。

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2025年11月11日

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ネタバレ

スマホのインカメラを塞ぎたくなる衝動に駆られた。シーン一つ一つが頭の中でリアルに描写できて、とても読みやすいホラー。一気飲みした。そんなに怖くはなかったので星3つ。

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2025年11月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

言い伝えに出てくる怪物《ドウメキ》かと思いきや、日本中のカメラからの監視からの映像をダークウェブで提供される低俗なだとショーだと判明、そして・・・っていう展開。
スワイプ厳禁のラストというか終盤でカメラに対しての反応にもつじつまが合うし納得。ただホラーで終わってほしかったという気持ちもある。
スワイプ厳禁と本作の序盤までは何かに追われてる、見られているという、未知なるモノに対峙する恐怖的なものがあった。ただインタビュアーの反応の違和感みたいなのが重なり、これ人為的なものだよなって思ったとたん思っていたホラーじゃなくなったというか、ネタがわかってしまったがために恐怖感が薄れたというか、ちょっとモヤモヤしてしまった。
あとは、医学的な用語や解説のタイミングとわかりやすさが個人的に良かったと思う。この手の説明ってタイミング次第ではあーこれねみたいな感じで恐怖感が薄れちゃうんだけど、これはいい感じに恐怖感を煽られててさすがだと思った。

どうでもいいけど日本中のカメラからの映像を利用して監視していると判明した瞬間、『PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット』を思い出した。あっちは人助けのために使っているけど見方を変えればこれとあれもやってることは一緒。ほかの人が言ってるトゥルーマン・ショーよりこっちじゃね?と思ったりしてます。

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2025年11月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『スワイプ厳禁』とセットで読んで良かった…
ホラーじゃなくて、人怖系にシフトしていく過程がミステリぽい。
しかし、色々なフォントが使われているので結構疲れる…視覚情報に振り回されちゃった…
普通の小説だったら、もっと怖かったかも??

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2025年11月01日

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