あらすじ
父に虐げられ田舎の領地に押し込められているウィルバートは、精霊と契約ができると噂のある泉を訪れる。衰退していく領地に祝福をもたらしてくれる精霊を望み祈りを捧げていると、突然泉から美貌の男が現れる。それは自分の少ない魔力では呼び出すことが不可能な大精霊だった。レイと名乗る精霊に、自分の魔力では満足させることができないと正直に伝えるウィルバート。だけどレイは「せっかくだ。もらっておこうか」とウィルバートを押し倒して…? 精霊との魔力譲渡はエッチが必要!?
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Posted by ブクログ
父に虐げられ田舎へ追いやられているウィルバート。
その父から魔力がないと言われて育てられてきたけど精霊と契約出来ないかと訪れた泉で召喚に応じてくれたのがなんと大精霊のレイに驚きながらも嬉しく喜ぶウィルバートがとても純真で可愛かったです。
レイのウィルバートしか眼中にない態度とかに戸惑いつつもありがたく受け止めるけど魔力の讓渡がHというのは必要というのは確かなんだろうけどおそらくはレイの別の思惑もあったのではと思ったりしました(笑)
公の場で父の罪を暴きレイの正体が精霊王だと知りアワアワしてしるうちに結婚まで決められてしまうのにはもうなんとも。
そこでウィルバートがレイのウィルバートへの想いを勘違い?をしていてレイと相思相愛であるのが分かってホッとしました。
大精霊とは男女関係なく子を儲ける事が出来るのには驚きで、早く子供が欲しいレイとまだやる事が落ち着かなければ無理というウィルバートとのやりとり、ラストでレイのとった事には呆れるやら(笑)
不憫受けが幸せになるのが好きな方にはおすすめでした。
Posted by ブクログ
受以外どうでもいい超つよ精霊x幼いころから出来損ない扱いされていた召喚主
どことなく、宮緒さんの「愛犬志願」を思い出す関係の二人のお話でした。
今回は使いまわしじゃない感じでよかったです。イミフ転生もないし。
ジュストコールかっこいい。
苦手な妊娠出産要素は話の上だけで済んだのでギリギリ許容内。
溺愛メインなので、父の浅はかさとか処遇の甘さとかの多少の不満は呑み込めますが、イシュだけはさすがに可哀想でした。
う~ん。タイトルどおりなんですけどねぇ…。主人公ウィルの頑張りが父親に利用されるばかりで報われず、それでも成人を機に足掻いた結果、運が好転するんですよね~。お話としては割と好きな内容ですが、父親の小者感が半端なかったです。