【感想・ネタバレ】過疎ビジネスのレビュー

あらすじ

福島県のある町で、「企業版ふるさと納税」を財源に不可解な事業が始まろうとしていた。著者の取材から浮かび上がったのは、過疎にあえぐ小さな自治体に近づき公金を食い物にする「過疎ビジネス」と、地域の重要施策を企業に丸投げし、問題が発生すると責任逃れに終始する「限界役場」の実態だった。福島県国見町、宮城県亘理町、北海道むかわ町などへの取材をもとに、著者は「地方創生」の現実を突きつけていく。本書は「新聞労連ジャーナリズム大賞」受賞の河北新報の調査報道をもとに、さらなる追加取材によって新たに構成、「コンサル栄えて、国滅ぶ」実態を暴く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

匿名で企業版ふるさと納税→自治体から案件受託したコンサルがその金で寄付した会社の子会社に委託発注というマネーロンダリングを東北の地方紙である河北新報が暴いた話。まず隠匿されたその実態を度重なる取材で暴いた河北新報の記者の執念がすごいし、それを指摘されても集団として責任逃れに走る自治体の姿も書かれていてムラ社会化した限界地方自治体は腐るんだなと感じた。
それを暴かれたコンサルも、「大きな自治体だと大企業に勝てないから、俺らは誰も目につけない弱小自治体を相手にする」(意訳)というようなことを述べていて、よくそういうこと思いつくなと思ったと同時に、システムの抜け穴作った総務省にも責任あるなと感じた

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2025年12月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・宮城県の新聞記者が企業版ふるさと納税を使った寄付金還流や民間企業による自治体機能の乗っ取りを調査した経緯をまとめた本
・最近東北に引っ越したこともあり自分的にタイムリーな本だった
・自治体職員や企業の社員の名前がバンバン実名で出ていて新鮮な読み味だった
・最終的に企業版ふるさと納税のルール見直しなど結果に結びついた
・やはり不正を防ぐための1つの武器は透明性(匿名寄付の原則禁止)なのだなと思う
・この本を読んだ上で自治体で働いている友人にリアルな現場の話を聞いてみたいと思った

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2026年01月13日

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