【感想・ネタバレ】この会社は実在しませんのレビュー

あらすじ

ある日、私は会社の書庫で「開封厳禁」と書かれた段ボール箱を発見しました。
その中にあったのは、会社に関する数々の資料。
これからまとめていく文章は、それらの資料を文字起こししたものです。

なお、重大な機密情報などは含みません。ただ――とても、異様なだけで。
どうか、弊社と私に対するご詮索はおやめください。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今まで読んだ本の中でめちゃくちゃ怖かった
ある会社の変な張り紙とか研修の様子とかを主人公と見ていく感じだから読みやすい
最後も救いがない所が凄く好きだった

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2025年09月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これはモキュメンタリーです。実際にはこの会社は実在しません、が読み終わったあと帯にあったQRコード読み込んだらスノウ製菓のTwitter垢出てきてひぇ〜ってなった。手が混んでて痺れますね。
最後は怪異に取り込まれあえなくバッドエンド、ですが、本人たちにとってはハッピーエンド(メリバってやつ?)で終わってまぁ〜〜〜いっか!って私は思いました。ぜんぶだいじょうぶになりました。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前半部分のアーカイブはとても不穏ですごく面白かった。スノウ製菓のXのアカウントもあって、力入ってるなあと感心した。作中で登場した張り紙や子供の日記などもXで見られたので合わせて見るとより作品が楽しめると思う。
後半は……、正直なところ自分の望んでいる展開じゃなかった……けれども、物語自体はすごく面白いから続きが気になるという何とも新鮮な体験をした。
総括としては、「メリーバッドエンドのお手本のような作品」という印象かな。
あと、怪異とは別に人間関係の描き方が魅力的だった。作者さんのX見たけど、恋愛も書く方らしい。どおりで魅力的なオフィスラブだったわけだ。

スノウ製菓とは別の会社で宮下くんと瑞穂ちゃんが出逢う世界線を個人的には希望したい。てか、普通のこの2人のオフィスラブ読みてえよ。

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『あなたの元へ届くかもしれない報告の葉書』にハッピーエンドを感じた読者は私だけではないと思う


最後の地下シーンで宮下くん出てくるの熱い展開じゃないですか!?
そうして正気に一時戻るようになったきっかけが藤村さんの宮下くんを想う心、恋心だって言うのもまた…
瑞穂ちゃんも自分の生まれ育った環境から、宮下くんからの告白どうするか迷ってる節があったけど、あのエレベーターが答えだよなって
I love youの新しい訳を見てしまった
一緒におかしくなれるんだ
きっとこれも宮下くんのいった『ハッピーエンド』の形だよ
瑞穂ちゃんはちゃんと宮下くんの『ハッピーエンド』を守ったし、私の中ではこれが告白の回答なんだと思っています


この地下シーンあまりにも大好きすぎるので何度でも読み返してしまいそう

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2025年10月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

思っていたよりも面白かった!!
最初、流行りのモキュメンタリーかと思っていたら、ちゃんと物語だった。

この会社というのは、
スノウ製菓という会社。そのお話。
会社の書庫にあった箱。「開封厳禁」と書かれたA4の紙が沢山貼ってある。
でも整理しないといけないし、いらないのなら分別しないといけない。
て言う建前のもと、興味本位であけると、そこに入っていたのは奇妙な書類とUSBなどなど。
なんだこれは?

庶務の芦原瑞穂がそれらがなにかを調べていく。
同期だった宮下優吾にも相談。彼は就職したがすぐに辞めて、作家になった。
気持ち悪い書類たち。
USBにも気持ち悪い音声。

「だいしょうぶだいじょうぶだいじょうぶだいじょうぶだいじょうぶ」
「かぞくだから。かぞくの家族はかぞく。わたしたちはかぞくだから。みんなかぞく」

面接でこの会社の為ならと、ペンで目を突いた山本陽平。

トップセールスのインタビューをしていたのに、「その他」のカテゴリーで退職している芹山翔一。
派遣社員を「派遣ちゃん」と呼んで、実は嫌われていて、3階の張り紙をはがし(はがしてはだめっぽいやつ)いなくなる前にトイレの洗面に黒いものを吐いていた田崎美羽。彼女は退職ではなく、「休職中」となっている。

その後、芹山と美羽が結婚したような葉書が届くが、黒く塗りつぶされいている。

しかも、深夜にインターフォンを鳴らしてお菓子を売りつけに来ると苦情がきた。そのセールスマンも辞めた芦山。(子どもができたといっている?)

どうなっているんだ?
だが、誰も不思議に思っていない様子。


結構怖かった。
トイレで・・・ちょっと怖いことがあるんですが、それを読んですぐにトイレに行ったときマジで怖くて上はみない・・・って思いました。

あまり話題にはなっていないようですが、ホラー初心者ぐらいの方に、おすすめしたいですね。

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2025年11月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オカルトホラー。
最初の方は内容も怖さも好きな感じで、ワクワクしてましたが、最後はバトル物かな…と思うようになり、少し冷めました。
話の進み方は良く、言い回しも分かりやすく読みやすいです。

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2025年10月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

非常に気持ち悪くて最高(?)
昔ながらのとか家柄とか絡んでくるの
ほんとに鳥肌。
ジリジリ這い上がってくるような気持ち悪いモキュメンタリーを探してたらこれ。

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2025年08月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まず、面白かった。
全体を通しては、自分がこの本の世界感に存在しているような、不思議で不気味な感覚を味わえた。
結末は、宮下君がいうところのハッピーエンド。
それにしても、ギリギリのピンチで助けに来る宮下君さすがにかっこいい。

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2025年08月09日

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