【感想・ネタバレ】暗夜鬼譚 遊行天女のレビュー

瀬川貴次

異常な暑さと日照りが続く平安京。雨を願う人々の期待を集め、二人の女御がそれぞれ推薦する陰陽師と僧による雨乞い合戦が行われた。だが、祈祷の最中、雲の中から異形の獣が現れる。日照りはその獣――魃鬼という妖怪によってもたらされていたのだ。そんなとき、現世に逃げ出した魂を追って馬頭鬼のあおえが、閻羅王の命を受けて冥府から再び現れ・・・。少年武官の夏樹と美貌の陰陽師見習い一条が怪異に挑む平安怪異譚、第二弾！

[ブクログ · ★★★★★]

待ってたーー！！
前作も思ったけど、本当に20年も前に書かれた作品だとは思えない。
馬頭鬼が可愛い。
ちょっと怪しげな平安の世の世界観がとても好き。
他の作品もあるならもっと読みたい！

[ブクログ · ★★★★☆]

昔、愛読していたシリーズ
懐かしくて買ってしまった

陰陽師の小説は数々あれど
私の中では、陰陽師と言えば
クールビューティの一条
相棒はナイスガイの夏樹で定着している（笑）

故に後にどんな陰陽師を読んでも
かってにクールビューティで想像してしまう（笑）

また、ごっつい人間の体と馬の顔を持つ
地獄の獄卒 馬頭鬼（めずき）のあおえ
そうそうこんな情け無いやつだった（笑）

ちょっと疲れたときに読むのにいいね

[ブクログ · ★★★☆☆]

このシリーズって、二十年前の作品なんだ…
まあ、時代物だからかも知れないけれど、全然色落ちしていないのはスゴイと思う
だから主人公が十五歳なのに幼く感じるのかも…