あらすじ
同じ電車の同じ車両に、たまたま乗り合わせた見しらぬ男女たちがつなぐ、幸せのふしぎスイッチ。第一話「青戸条哉の奇跡 竜を放つ」――満員の朝の快速電車。ぼくは過去最凶の腹痛に耐えていた。もうダメだとその場にしゃがもうとした瞬間、隣に立つ同い年くらいの女性が、わずかに早くしゃがみこんだ・・・。第二話「大野柑奈の奇跡 情を放つ」――大学時代、わたしは小劇団にのめり込んだが、結局就職。通勤途中、具合が悪くて社内で声をかけた女性の様子が気になり、駅を一つ戻ってホームに降りると、そこには意外な先客が・・・。他5編。小さいけれど確かに人生を左右する(かもしれない)7つのミラクルを描く、連作短編小説!
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Posted by ブクログ
たまたま同じ電車に乗り合わせた7人が体験する奇跡の話。
奇跡の種類や度合いはひとそれぞれだが、「たまたまあの電車に乗ったから」「たまたま遅延したから」「たまたま痴漢冤罪の場面に遭遇したから」などのように、本当に偶然が重なったことで良い出来事が起こったと感じるのは、ポジティブな思考だと思った。ぜひその考え方を持っていたい。
生活の中で人を見る時、それぞれの人のストーリーに思いを馳せることはあまりないが、今度はちょっと想像してみようかなと思った。