あらすじ
逃げないで。君のためにもこの婚約は必要なんだ。
ある出来事で、将来有望な魔術師オズヴァルドの不興を買ってしまったシャルロッテ。報復を恐れ、社交界デビューもせず屋敷に引きこもっていたが、強制参加のパーティで、避けていたそのオズヴァルドと対面することに。穏やかに微笑む彼の様子に、自分のことは覚えていないようだと安堵するが、なぜか彼はその後もシャルロッテをダンスに誘い、積極的に話しかけてくる。だがそのことが、オズヴァルドと結婚したい第三王女を刺激してしまい……!? いつの間にか国にとって重要人物になっていたシャルロッテは、断りづらい縁談から逃れるためにオズヴァルドと婚約することになるのだが……。
【目次】
プロローグ シャルロッテは引きこもり令嬢
第1章 引きこもり令嬢になった理由
第2章 王宮での再会
第3章 騒がしくなる周辺と聖女の影
第4章 魔力の伴侶
エピローグ 結婚を選んだ引きこもり令嬢は幸せになる
【著者】
富樫聖夜
2012年、『勇者様にいきなり求婚されたのですが』(レジーナブックス) で作家デビュー。近著に、『取り巻き令嬢は腹黒貴公子の溺愛を望まない』 (ソーニャ文庫)、『閣下がお探しの令嬢は私ですが、見つかるわけにはいきません!』(ルーニカノベルス)などがある。
感情タグBEST3
作者さん買い
作者さん買いです。
面白かったです。
ヒロインの秘密とヒロインを捕まえて溺愛しようとする彼が良かったです。
ライトノベルもTL作品も読みますが、ライトノベルの方がストーリーが良く作ってあって好きだけどもう少しイチャイチャを読みたい!と思ったり、TL作品はHな描写をこれでもか!と盛り込みすぎて描写を少し減らして捻りを増やしてほしい…と思ったりしていたので、作者さんのファンタジーの中にHな描写は好みでした!
でも他のTL作品に比べたら比較的軽めの表現かな
この作者様の作品にしては文章にリズムがなかったように思いました。特に半ばまで。後半は謎が解けてよかったのですが、全体として面白かったのか?という感じでした。